どうも!這い上がり系作曲家の霧切酢です!
今回は作曲に関する話題です!!
今まではハーモニーに関することを取り上げましたが
この記事ではリズムについて
現代音楽への活用法も実際の楽曲を例に
ご紹介、解説をしたいと思います😎
#行進曲 #作曲技法
行進曲のリズムとは?
4拍子の楽曲の1小節目で
1拍目・3拍目
2小節目で
1拍目・2拍目・3拍目
とアクセントをつけていくリズムです
譜面にするとこんな感じですね!
一番身近なところで言いますと
野球会場で流れているファンフーレがこのリズムを使っています
こリズムを使うだけで、グッと勇ましい雰囲気が出ますね!
他にもこんな曲にも使われています
一度は耳にしたことがあるかと思います!
そう、「トルコ行進曲」ですね
この曲のサビにあたる部分で行進曲のリズムが使用されています
余談ですが、実はこのトルコ行進曲
元々は”Rondo alla turca”(トルコ風のロンド)という名前でした
しかし、この行進曲のリズムが使用されていることから
現在の名前に変わったのではないかと言われています
J-POPでも取り入れられている?
クラシックやオーケストラサウンドで使用されている
印象ですが、J-POPでも形を変えて使用されています
その中でも特にわかりやすいのがコチラの曲!
ALI PROJECTの”聖少女領域”!!
”ローゼンメイデン”
2シーズン目の主題歌にもなった曲ですね!!
一見してこの曲に行進曲の要素があるのか?
と思うかもしれませんが
実はサビの部分のメロディに使われています!😆
この楽曲は全編を通してドラムがダンスビート
所謂4つ打ちのリズムが使われています
しかし、よくよく聴いてみるとメロディだけ
行進曲のリズムでアクセントを踏んでいます
歌詞もその点を考慮して
アクセントと相性のいい言葉選びをしています
歌詞を見て行きますと・・・
まだ 言わないで 呪文 めいた その言葉
愛(あい) なんて 羽のように 軽い(かるい)
色を付けた部分が行進曲のアクセント部分ですね
こういった隠し味を加えることで
全編同じビートでも起伏が感じられる
よりクラシック、厳かな雰囲気が出せる
という仕組みになっています
たまにこの曲をカバーしている方を見かけますが
この行進曲の要素がすっぽり抜けていて
全体的に平坦なアレンジになってしまっている
アーティストさんもいらっしゃいます
流石はアリプロですね!!🤗
ちなみにALIPROJECTでは他の楽曲にも
取り入れたりしてますよ!
いかがだったでしょうか?
ちょっとした工夫や隠し味で楽曲の印象を
厳かに変えることが出来ます!
自分で楽曲を作っていて何か一味変えてみたい場合は
使ってみると面白いかもしれませんね!!😉
それでは今回はこの辺りで~!
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