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執筆者の写真霧切酢

バランスの悪いアンサンブルに入ることになった時

更新日:2023年7月4日



生バンドはバランス取りが難しい!



DTMなどとは違ってその場の判断がより求められるのが

生のアンサンブル!



自力の工夫が求められるので

悩ましい要素でもあり楽しい要素でもありますね!



自分たちでバンドを立ち上げる場合だと

ある程度調整できたりしますけど


  • 自分が後から入る

  • 事情があってパートが固定されている


みたいな時って

あまり融通が効かなかったりします



そういった状況だと

音域が偏った編成にぶち当たることも!





 



これは私が実際に遭遇したケースですが



  • ボーカルが3人+コーラス1人

  • ギター2人

  • ピアノ



こんなボーカル、高音域に偏った編成で

演奏しなければならない時がありました


ちなみにギターの得意とする音域って

ボーカルと結構被ってたりします



つまり


実質6パートが席の取り合いをしている状態



帯域が被りすぎると


お互いの音を打ち消してしまったりと

良いことはほぼないですw



楽器の奏法やEQで

ある程度調整する方法もありましたが


流石にこの編成では限界がありました(汗



部分的にギター片方が演奏しない

という方法も試しましたが



それはそれでボーカルの量に対して

支えとなる演奏が薄くなりすぎる



 

そんなわけで誰も対策を考えなかったので

私がとった対策がこちら




BOSSアコースティック・シミュレーター



簡単に言えばエレキギターの音を

アコギの音にしてくれるというエフェクトですが



今回はトーンを大胆に変化させて


エレキともアコギとも言えない

他の帯域と被らないトーンにするために使用しました



通常のEQでは得られないトーンがありますからね!



結果的にアンサンブルの厚みを減らさず

マスキングも多少軽減させることが出来ました



 

今回のケースは結構特殊ですが


時には大胆にサウンドを調整しなければならないのも

生のアンサンブルの醍醐味!



そういった時ように

何か機材を別途持っておくて便利ですよ!



 





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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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