どうも!這い上がり系作曲家の霧切酢です!!
今回は打ち込み、それもギターについて!🎸
打ち込みの中でも生演奏っぽく聴かせるのが困難のなが
ギターパートとよく言われます
ギターだけは生演奏で録音するケースはいまだに多いですね
そこで今回は、ギタリスト目線から
ギターの打ち込みの有用性を考えていきたいと思います✌️
それでは早速見ていきましょー!
ギタリストにギターの打ち込みは必要?
これは私個人の話になりますが
たまに打ち込みの音源を限定的に使用します
エレキギター、アコースティックギターは
自分で演奏し、録音しますが
クラシックギターのみ打ち込みで対処しています
理由としまして
質の高いクラシックギターを
所持していないということもありますが
以下のことが挙げられます
コード弾き演奏を多用しないピアノ的なフレーズが多い
フィンガーノイズをカットできる
マイクのノイズの混入をなくせる
各弦の音量さ、トーンを均一にできる
など
どちらかといえばクリアな音が求められるので
積極的に使うようにしています
ちなみに私はEthno Worldに収録されている
クラシックギターの音源を使っています
サンプリングも立派な1つの楽器である
打ち込み特有の癖というものはデメリットになりがちですが
メリットにもなると私は考えています
実際にギターを演奏する方ならわかるかもしれませんが
意外とギターってノイズだらけなんですね
弦移動の際のフィンガーノイズ
ピッキング時のピッキングノイズ
弦がフレットに擦れるノイズ
これにマイクのノイズも加わると
上手く録音できないと音がかなりやせ細ってしまいます
もちろん、こういったノイズ込みでギターらしい演奏になるのですが
楽曲の演出的に不要な場合もあります
そういった時、打ち込みを使うことでノイズの問題を一掃できます
打ち込みの音源というものは
基本的に生楽器を再現するためのものですが
一度、打ち込みは「打ち込みという個別の楽器」
と認識を変えてみると
作れる楽曲の幅が広がるのではないでしょうか
機械的な音=必ずしも悪い音ではない
と覚えておきましょう!😋
近年のギターの変化
ギターというものは本来バラツキやノイズが
あって当然という認識でしたが
最近はその価値観も変化しつつあります
例えば最近のハイエンドのギターだと
演奏中ネック側の振動がほとんど出ないようになっていたり
ファンドフレットと呼ばれる斜めにフレットを打つことで
各弦ごとの音のばらつきが出ないように設計されたものも出てきています
ファンドフレットを採用したギターで有名な
strandbergギター
実際に弾いてみるとわかりますが
従来のギターよりもより均一的に
機械的な音に近くなった印象を受けます
時代と共にギターに求められる音が
変わってきたのだと感じます
近年の楽曲、ミキシングの傾向
編集技術や機材が発展したため、より正確な演奏が
再現可能になりました
最近の音楽はボーカル、生楽器
全て編集の手を加えられています
そのためかなり正確にピッチ、タイミングが整い
どんどん機械的な音に近づいていっています
昭和の楽曲などはそこまで機材が発達していなかったので
今の曲しか知らない人が聴くと違和感があるかもしれませんね
こうしてみると、打ち込みの音というものは
まだまだ可能性に溢れていると思います
まとめ
近年の音楽の変化に伴い
楽器に求められるものも変わってきました
打ち込みでしか表現できない可能性を探って
自分の楽曲を彩ってみましょう!!🏃🏻♂️
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