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安価なギターで録音する時に気をつけておきたい事



ギターは値段じゃない!



ギターの価値はは値段だけでは決まりませんが...



安価な物には相応の理由があることも事実!



もちろん無駄にブランド名だけで高い個体もありますけど


なんだかんだ言ってお高めのギターには

相応に優れている部分があります



で、そういったお高めのギターが持っているメリットが

録音にどういった作用をするのか?


逆に安めのギターには

録音にどういった悪影響があるのか?



これらを知っておくと

作品作りの際に役立ちますよ!



 


弾きやすさだけではわからない事



ギタリスト、ベーシストが楽器を選ぶ際に

気にすることはいくつかありますが



その中でも弾きやすさ

かなり大事なポイントになってきます!



最近の初心者用のギターでも、お安めのギターでも

かなり弾きやすいように作られているものが多いですよね



しかしながら、必ずしも


弾きやすい=良いギター



というわけではありません


とりわけ音質に関しては

弾きやすさだけでは判別がつきません



録音の際は言わずもがな音質が重要になってくるので

良い音質、悪い音質について知っておきましょう!



 



良い音質の条件



音には好みがありますが

ある程度良い音質には基準があります



  1. 余計なノイズがない

  2. 音域が広い



代表的な要素がこの2点!



要するに音の傾向というよりは

その楽器が持っているポテンシャルですね



このポテンシャルが高いものが高価な楽器

低い楽器がお安めの楽器と分かれている傾向にあります



これらのポテンシャルはある程度ミキシングで調整できますが

編集だけだとどうにもならないことも多いです



 

例えばお安めのギターの音質で多い傾向が

全体的な音の明るさのような明瞭さがよくなく


ややくぐもったように聞こえてしまう



というものがあります



こういった音に対してEQを使用することで

音をある程度明瞭にすることは可能なのですが



それと同時に本来削りたくない成分も一緒に削ってしまうので

結果的に音が痩せ細ってしまう



というデメリットも含んでいます



編集というのは万能ではない

という認識を持っているかは重要ですよ!



 



ノイズの処理能力



これは楽器の個体差もあると思いますが



  1. ピックアップの性能

  2. 楽器自体の性能



この2点から生まれるノイズの量も

高価、安価で左右されることがあります




まずは電子系のノイズ



ピックアップや楽器全体にノイズ処理が施されていないと

余計な電子ノイズが混入してしまい


それが録音のクオリティを左右するケースも多いです



こう言った電子系のノイズは音を出している時は

あまり目立つことはないですが


あまりにも処理能力が低いと

出している音にかぶる形で発生してしまいます



そのため、出している音が不明瞭になってしまったり

ノイズを除去する時に音を劣化させてしまう原因になります



 

もう一つは楽器自体から生まれるノイズ


たまに安価なギターで見受けられるケースなのですが



普通にピッキングしたりするだけで

不要なノイズが音に入ってしまう



要するに綺麗に音が鳴りにくいギター

というわけですね



私が実際に体験したものでは



少し強めに弾いただけで

「ベチベチ」みたいな音が入ってしまうギターもありました


もちろん過度にネックの反りや弦高を下げて起きる

バズノイズやとも違います


で、物によっては面倒なことに

アンプを通した時の方がより目立つノイズだったりします



こう言った物理的なノイズはさらに厄介で

エフェクトなどでは消しにくいので注意が必要です



 

高価なギターになってくるとこう言ったトラブルが少ないので



録音後の無駄な編集や処理がそこまで必要ないので

相対的に音質が良くなる



という傾向があります



もちろん安価なギターでも

高価なものに負けないスペックのものもありますけどね!



安価なギターのメリットはコスパの良さ

他のことに予算を割けることなどですが



録音にそのまま使う時は十分にデメリットも理解して

収録に臨むといいでしょう!




きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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