ロックギタリストは
魂を込めたブルージータイプか
テクニック重視の様式美タイプか
みたいな感じに
ザックリと分ける風潮がありました
どちらも別方向のテクニックに長けているのですが
両方とも得意!
と言う人は結構稀でした
世の中の需要的にも歴史的にも
ブルージータイプの方が支持があり
テクニカル系、様式美タイプのギタリストは
そこまで需要が無かったりしました
実際にネオクラシカル系のギターが流行った時期って
結構短かったですからね
しかし!
近年ではこの関係にも変化が表れてきました!!
様式美系ギターが短命だった原因
このタイプのギターのファンの方には申し訳ないのですが
(主観です)
ハッキリ言ってフレーズが詰まらない
割と飽きやすいんです
正直なところ
どんなメロディを作るかよりも
ギターの練習フレーズを聴いているみたいな
延々ダンベル持ち上げたり
ベンチプレスしてるのを見ている感覚
「すごい!」
とは思うものの
「面白い」
とはなりにくいんですよね
弾いている側やギターに興味がある人は面白い
エンタメ性に欠けたフレーズが多い
というのが
あまり流行らなかった理由かと思われます
ギターファンからしたら
「こんなフレーズが弾けるなんてすごい!」
という楽しみ方はあるんですけどね・・・
とは言え
様式美系のギターでもセンスが光るものもありました
デスメタルバンドの中でも
結構大御所バンド「Cryptopsy」
テクニカルなギターソロは
メロディの響きを優先して考えられているように感じられます
フュージョン系も結構飽きてくる
これまた主観なのですが
テクニカル系のフュージョンも
結構聴いてて飽きてきます
個人的に好きなジャンルですし
自分としては聴いててもそこまで苦ではないのですが
ソロパートが自由過ぎるがために
ゴールが無い、区切りが見えない
演奏者同士で楽しんでるだけにしか聴こえないんです
まあ、そこを楽しむジャンルではあるのですが😅
2、3曲聴く分には様式美系同様いいのですが
これが10曲とかになってくると
流石にダレてきます
飲食店とかでBGMとして聴く分にはいいんですけどね
最近はこれらのデメリットを解消している
最近では、機材の発展と共に
ギターの奏法、演奏力が飛躍的に向上し
テクニカルかつメロディが良い
曲として良い高難易度のフレーズ
こういったものが多くなったように感じます
テクニカルなことをするために作られたフレーズ
↓
良いフレーズのために必然的にテクニカルになった
と感じるようなフレーズが増えてきました印象です
今までの音楽の良いとこどり
みたいに
それぞれの良い点を集約させたジャンルに変わってきました
勿論、クラシカル系のフレーズも
相応に発展しています
ギターの奏法が発展したことにより
よりフレーズの自由度が上がった結果
従来だとギターでは困難とされていたフレーズも
弾けるようになったことが大きいかと思います
また、機材の発達により
ハイゲインサウンドにしても
ある程度ギターの音が明瞭になったことも大きいようです
打ち込み音源の質が上がって来たことに対抗するように
楽器のスキルも昔より大幅に上がってきました
その分ハードルもかなり上がりましけど🤔
個人的には
今後更にギターの可能性が広がりそうで
非常に楽しみです!
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