アイドル曲で合唱が多用される理由~アイドルソングの裏事情~
- 霧切酢
- 2022年3月20日
- 読了時間: 3分

技術の発展と共に誰もが輝ける時代!
その裏には色々な事情が・・・!
どうも! 霧切酢です!!
歌、音楽というものを発表するハードルは
近年どんどん低くなっています!
その裏側で行われている
「ちょっとしたあるある話」
を今回はご紹介いたします!!
世に出ている歌はかなり修正されているものがほとんど!

作家やボーカリストとして活動している方なら
すでにご存知のことかと思いますが
音源の実力=歌唱力(演奏力)ではありません
事情を知らない人からすれば
想像の5,000倍くらい加工しまくってます(笑
人によっては
通常の音程補正やタイミング補正はもちろん
”100個くらい録音して1文字単位でベストテイクを繋げる”
なんていうアーティストもいます😅
もちろん
ごく稀に類い稀ない実力を持っていて
加工、修正作業が必要ない
という方もいらっしゃいますが
かなりレアなケースですね
加工しまくってるのってどうなの?

"どんな歌"かより"誰が歌うか"も重要!
歌というのは
音楽そのものを楽しんだり 歌唱力を楽しむことも大切ですが
どんな人がどんなことを歌っているか
どんなパフォーマンスを見せてくれるか
ということを重視して
コンテンツの1つとして楽しみたいという層もいます
昔は一定の歌唱力がないとCD販売も出来ませんでしたが
(一部例外あり)
今は誰でも時間とお金をかければ
そこそこのクオリティの楽曲を発表できます
より身近な存在として
自分を表現できる選択肢として
音楽を活用できるということは
いいことだと個人的には思っています
ようやく本題!!

前置きが長~くなってしまいましたが
ようやくここから本題!!
何故アイドルソングで合唱が多用されるのか?
まあ、ここまで読んでいただければ
ある程度想像できるかと思いますが・・・
加工した声を誤魔化すため
という側面もあったりします😨😨
これは実際にやってみたらわかるんですが・・・
ボーカル編集ツール(プラグイン)には
ピッチを補正してくれるオートチューンなるものがあります
で、このオートチューンにも色々なメーカー
種類があるのですが・・・
昔からあるとある製品を過剰に使うと
女声の歌は 〇KB系の声に
男性の歌は 〇ャニーズ系の声に
それぞれなっていきます
マジです
元々の声質は関係ありません
マジで過剰にかけていくと
徐々に元の声から某○○系の声になっちゃいます
まあ当然ながら複数人で歌っている曲で
全員が似たような声だと不自然なわけです
なので、サビのパートはしっかりとしたピッチにする
音に厚みを出すために過剰に補正をかけていました
そういったボーカルの編集の事情もあって
アイドルソングのサビパートで合唱が使われたという経緯もあります
よくよく聴いてみると
アイドルソングのサビの合唱パートって
ほとんど全員同じような声に聴こえませんか?
まとめ
・機材の発達によって歌唱力がなくてもCDデビューできる時代!
・歌は音楽としてだけでなく、1コンテンツとして楽しむ側面もある
・過剰に声を加工すると某アイドル系の声になる
以上、ちょっとしたアイドルの裏事情でした!
若干夢が壊れるような内容だったかもしれませんが
やはり歌というのは歌う人の魅力を引き出すもの
1つのコンテンツとして楽しむ
という側面を忘れてはいけません
あくまでエンタメなのです
歌手=プロの歌い手
という認識を捨てて歌を聴いてみるのも正解なのです😊
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