撮影する意味を考えよう!
よくギターや楽器を上達させたいなら
「自分の練習している姿を録画しよう」
というような話を聞きますが
取り敢えず録画すればOK!
というわけではありません
私自身オンラインレッスンをしていて
自分の姿を録画して送ってくれる方もいますが
上手な活用方法がわからないまま
録画してたりします
今回は練習の効率を上げるための
録画などで自分の姿を見直すやり方を解説!
1. 比較対象を用意する
自分のフォーム、弾き方を客観的にみるために
他の人の演奏動画を用意する
例えば何か練習している曲があるのなら
弾いてみた動画なんかを参考資料にしてもいいですね
もっとも、弾いてみた動画も
結構な割合で当て振りだったりするので
100%全て信用して良いというわけにはいかないでのすが
ある程度は信用しても大丈夫です
(パフォーマンス的な動画は要注意)
注意点
これは最初のうちは判断が難しいのですが
あまり一人の演奏者だけを参考にしないこと
出来るだけ多くの人を参考にした方が良い可能性があります
いくら上手な演奏者だったとしても
結構自分の体の構造と異なっていることは多いです
例えば、体の関節の曲がり具合や
腕の長さ、手の大きさなど
身体的な才能が前提で上手い演奏者もいますので
必ずしも自分の参考になるとは限らないのです
2. 比較する部位を絞る
よくありがちな良くない比較の仕方が
なんとなく体全体を俯瞰するように比較すること
どこの部分に注目すればいいのかわからないので
”様になっているかどうか”くらいしか判断できないからです
細かく部位を研究すればするほど
上達に繋がります
例えばピッキングを上達させたいのなら
右手の角度
指の力の入れ具合
腕の振り方
腕の力を入れている部位
などなど、様々な視点で注目して分析して
自分の姿と比べてみる
そうすることで自分がうまくいかない原因を
発見できる可能性が高まります
3. 音質にも拘ってみる
これはある程度工夫が求められるのですが
ある程度自分が弾いている音を
しっかりと聞き取れるように収音した方がいいです
もっと言えば音質は良いほどいいです
これは音に対してこだわりを持つ感覚を養う意味もありますが
音を綺麗に録音した方が
細かいノイズやミスもハッキリと聞き取れるようになります
自分の今のフォーム、弾き方で
どんな音が鳴っているのかをしっかり聴くのも練習
スタジオで爆音で演奏したものを適当に録音しても
音が潰れてて細かいところまでわからないように
如何に客観的に分析できるか
これを意識したいところです!
よく初めてレコーディングなどをしてみると
「思った以上に自分って下手だな」
と感じることがあると思うのですが
これはちゃんとした環境で録音することで
自分の演奏の粗が目立つからですね
とはいえ、最近はスマホのマイクも性能が良いので
スマホ録音でも工夫次第でしっかりした音が録音できます
実際にこの前私が作った動画も
スマホ録音、録画で行いましたが
結構いい感じに録音できましたからね!
機材に余裕がある人は
演奏だけライン録音してみてもいいかもですね
今はお手軽に撮影、録音機材が揃えられるので
効率よく活用して上達していきましょう!
意外とこういった細かい所まで気をつけていくと
また違った音楽の楽しみ方も見えてくるはず!😉👍
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