どれを選んだら良いかわからない!
音質さえ拘らなければ
スマホ、スマホ付属のイヤホンでOK
このレベルまで宅録は進歩してきたものの
やっていくうちにドンドン欲が出てくるもの!
そうなってくるとちゃんとしたマイクが
欲しくなってくる人も少なくないはず
で、
なんとなくマイクには
ダイナミックマイク
コンデンサーマイク
この2種類があることまではわかるものの
一般的にコンデンサーマイクの方が
高音質で録音できる!
くらいのことは調べられても
そもそも選ぶ基準がわからん!
となってしまう人も多いと思います
個人的に楽曲を作る人視点で見た
ボーカル向けのマイクについて考えてみました!!
センターで鳴っている
ソロやリードパートは中音域が肝!
音抜けを良くする、もしくは
音を目立たせるためには中音域を上げればOK
というよりも音圧を感じやすい部分が
中音域にあったりします
これはギターでも同じですが
ソロパートのみフロントP.Uにして
中音域を上げるなんてことをしていますが
原理は一緒ですね
歌も高音がしっかり出ていると良い印象がありますが
中音域がしっかりしていることで
音抜けがよくなり
音圧を感じやすい音になります
また、楽曲制作全体の視点から見てみますと
基本的にボーカル以外のBGMは
全体の帯域が"M字"のように
ある程度中音が抜けたようにミキシングされます
(ソロパートがある時以外)
イメージとしては
既にボーカルパートの置き場を確保した状態で
ミキシングがされているって感じです
つまり、この"M字"に上手く当てはまるような
中音がしっかりした録音データ
これを用意してあげると自然と他の楽器と喧嘩せず
キレイに歌をミックスすることが出来ます
なので
高音域よりも中音域がしっかり録音できるマイクの方が
前に出るような歌が録音できるというわけです
私が使ってきた中では"WARM AUDIO"のマイクが
その傾向にあるようです
また、中音がしっかり録音できていれば
後からEQで高音を上げてもいい感じになりますからね
高音がよく録音できるマイクのメリット
ではよく見かけるコンデンサーマイクのメリットである
繊細なニュアンスが表現できる
高音がキレイに録音できる
マイクはどうなのか?
個人的にはこちらのマイクは音圧や
抜けの良さでは劣りますが
ブレスを混ぜたような歌い方
ファルセット、ミックスボイス
などといった歌い方との相性が良いです
どちらかというと声の成分よりも
息の成分を強調してくれる感じ
その結果声全体が明るく聞こえるので
繊細な歌い方をする人向けって印象です!
逆にデメリットとしては
歌単体で聴いた段階ではきれいなのですが
BGMと合わせた時に
微妙に音被りしやすくなることがあります
という部分があります
そもそも中音以外を強調するってことは
"M字"の右部分と被るってことですからね!
マスキングの影響で声の抜けが悪くなり
ボーカルが前にくい音になりやすいです
そんなわけで自分の歌い方次第ですが
個人的には中音域がしっかり録音できるマイクの方が
ボーカルには向いていると思います!!
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