ギター、エフェクターの値段は時代に合っていない?
- 霧切酢
- 10月6日
- 読了時間: 3分

私の意見ではないですよ!
私の動画のコメント欄に書かれた
とある意見なのですが
そもそも現行品のエフェクターが
古い技術なのに値段が高すぎる
(下がるどころか値上がりしている)
ギターも進化を拒んで停滞気味
懐古趣味のような進歩
こういった意見が寄せられました
まあ端的に言ってしまえば
ギター本体もそれに伴う機材も
総じて価格が時代に合ってない
ということですね
70~80年代の技術をいまだに
高い値段で販売していることに
疑問を感じるという意見でした
なんとも難しいお題目!
理解できるようなできないような
最近流行りの激安ギターやエフェクター
こう言ったものを目にしていると
そう感じてしまうのかもしれませんね

正直なところこの辺のお題目に関しては
自分も過去に思ったことはあります
ダメじゃないんですけど
少し腑に落ちないと言いますか
でもね、逆に今は考えが変わりまして
その70~80年代に確立されたものが
今でも生産を続けている
この意味を今一度
考えてみてもいいと思うんです
それこそ「嫌なら買うな!」てな話で
需要がなければ生産終了しますし
リリースし続けるなんて無理なんです

実際にコピーモデルやクローン系が
そこまで息が長くないのも
既にエレキギターに求められている役割
音の傾向というのが
かなり昔に完成してしまったから
だからそこから少し外れた
コピーモデルはあまり需要がないし
今だに本家に需要があるのではないかと
ある意味ブランディングも
確立されたということなのかもしれません
これはあくまで私個人の考えですが
例えばOverDrive系に限って話せば
OD-1でOverDriveの原型というか
必要な要素ってほぼ揃ってるんです

ある種すでにスタンダードを確立しているのに
そこから動かす必要性をあまり感じない
例えばグランドピアノの音を
より現代的に仕上げよう!
みたいな極端な考えはないですよね?
それはシンセサイザーの領分であった
生のピアノがする必要もない
そんな要素がエレキギターにも
結構あるんじゃないのかなと
そもそも大衆音楽で最も進化している
EDMにギターが対抗できるかも怪しいですしね
そんなわけでエレキギター自体は
比較的新目の楽器とは言え
古いクラシックな楽器に近いのではないかと
それはいい意味でも悪い意味でもです
日本のアニメみたいなもん
だからここからの進化となると
扱う人のアイデア次第
無駄にEDMやシンセに対抗するより
今あるものを拡張した方がいい
そう考えると現行品の値段って
別に高くないよな〜と
本当に進化しまくったエレキギターに
需要があるんなら
とっくの昔に開発されて売れてますからね
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