
歌詞と詩は別物!
ということは今まで何度か記事にしたことがありますが
お仕事柄「作詞に初挑戦!」
という方の歌詞を見て気付いたことがありました
「オチがない」
これにつきます!

オチと言っても何も漫才のような
落とし所を気にしているわけではありません
要するに
この歌詞を通して言いたいこと
扱っているテーマ
これが不透明な歌詞が非常〜に多いです!
勿論、あえてよくわからない歌詞も存在しますので
全てが良くないということではないですが😅
情報量過多

そもそも日本の歌の歌詞の量は多いです
単純にメロディの音数が多いということもありますが
サビが来るごとに別の歌詞が来る
というのは案外日本以外では見かけません
大げさかもしれませんが
物によっては海外の2倍くらいの歌詞の量があったりもします
そういった歌を基準に歌詞を書いていても
内容がまとまっていない
という歌詞は、大抵の場合は情報量が多すぎる
とみて間違いないしょう

↑
例えるならこんな感じ
夜なのに強すぎる照明
詰め込まれたような建物と店、情報量
歌詞の量が多いので次々に別のことを書いてしまい
更にそれを補足するように歌詞を足していく・・・
日本はこういった足し算的な物作りが
良いとされたり多い傾向にあります
で、世の中のプロはこういった中でも
ある程度落としどころをつけているのですが
大抵の初心者の方はこういったものがありません
まずは感覚を見直すことから

とまあ、様子するに足し算的な作り方から
”引き算”的な作り方に変えることが出来ればいいのですが
「いきなりは無理!」
という方も多いでしょう
そういった方は、敢えて制限を多くする
ということから始めてみましょう!
いうなれば「制限の足し算」
思い切って
「こんなに量を減らしちゃっていいの?」
くらいの情報量で創作する癖をつけると
案外何とでもなることに気が付きます
そして、書きたいことを絞ることで
必然的にテーマの統一性が生まれてきます
ここで上手く聞き手を納得させられるオチや
構成を考えるようになってみて下さい
作詞に興味がある方は
是非参考にしてみて下さいね!
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