Xに弾いてみた、歌ってみた動画をアップする行為について
- 霧切酢

- 2 分前
- 読了時間: 4分

知る機会がないよね
権利について
XはJASRACと
統括契約を結んでいない
だからカバー演奏全般が
権利侵害になってしまう
だからXでカバー演奏を
アップしたい場合は
個人でJASRACと契約する
演奏は全て自前
原曲は流さない
これらをクリアすればOK
例)JASRAC契約後弾き語り
DTMで伴奏を全て作るなど
YouTube、インスタなどは
JASRACと統括契約を結んでいるので
原曲をそのまま流さなければ
基本的にOK
ただし、JASRAC管轄外の曲は
個人で許可を取る必要がある
JASRACと統括契約を結んでいても
原曲をそのまま勝手に流す
上から演奏を被せてしまうと
隣接権の方で引っ掛かる
だからNGとなってしまう
作品とは商品である
まずザックリとまとめましたけど
音楽に関する権利関係は
大体こんな感じになっています
だからまあ、ぶっちゃ
言い難い話ではあるんですけど・・・
Xでポストされている
弾いてみた、歌ってみた動画は
基本的に権利侵害
本当はやっちゃいけないんですよね

しかし大半の人は
私的利用の範囲だと思っているため
悪いことだという自覚すらないでしょう
この辺の事情はよく分かりますし
そもそもここら辺について
学ぶ機会があまりないんですよね
著作権について知っていても
どう権利が絡んでくるかまでは
知らない人の方が多いと思いますので

先日とあるXのポストで
そのことを言及した内容があったのですけど
そこで初めて弾いてみた系が
悪いことだと知った人も多いでしょう
私自身知らなかった時期に
やってしまったこともありますしね
規制が厳しすぎる!と
感じるかもしれません
日本にはフェアユースのような
制度もありませんしね
でも、一応覚えておいて欲しいのは
世に出てる大体の作品は
商品なんです
商品、つまり売り物
それを第三者が勝手に使ったり
利用する行為って
他のものに置き換えて考えてみると
結構過激なことですよね
アーティストさんも商人の1人なので
音楽という売り物で
生計を立てているわけです
それを流行った曲だからと
公共のものと見做してしまう
共有財産として使ってしまうことは
見直さなければならないのかもしれません
だって音楽でお金を稼ぐのって
どんどん難しくなってますから
JASRACとは
こういった規制についての
話題が上がってきますと
JASRACが厳しすぎる!
JASRACは守銭奴だ!
みたいに誤解される方が
出てくると思いますので説明を入れますと
JASRACというのは権利を委託され
実行しているだけ
つまりJASRACが行っている仕事は
アーティストの意向であり
アーティストがそうするよう
依頼しているわけです
よって
JASRACを否定することは
大好きなアーティストさんを
否定することに繋がりかねません
だってアーティスト自身が
望んだことなのですから
商人としては当然の考えなんですよ
まあ昔だと契約しないと
メジャーレーベルから曲が出せない
だから実質強制的に契約させられる
みたいな考え方もありましたけどね
そしてもう一つ
JASRACに関して忘れてはならないのが
JASRACが利益をアーティストに
届けてくれているから
海外の曲を手軽に聴いたり
カバー演奏ができる実情があります
ここら辺話すと長くなりますけど
我々が思っている以上に
JASRACがある恩恵ってデカいんですよ
JASRACがなければ今の日本の音楽は
ここまで発展しなかったでしょうね
内容をまとめますと
そもそも音楽とは商品である
商品には対価が必要である
Xでは個別で対価の支払いが必要
JASRACの意向は作家の意向
こんな感じになりますかね
Xで弾いてみた動画を
アップできないのではない
然るべき手順を無視して
やってはいけないだけ
手間とお金をかければ
やっていい行為だということ
もっともこれは正論と言いますか
正直ちょっとした遊び心で
演奏動画を上げたい気持ちはわかります
今後XやSNSでカバー演奏を
アップするかは個人の自由ですし
各々の活動を否定する気もありません
(音楽系で収益得てる人以外)
ただ
世に出ている音楽は
商品、売り物
そしてこの売り物には
アーティストさんだけでなく
多くの人の労力や仕事を経て
仕上がったものだということ
それを扱うことに対して
認識を改めてみてもいいのかもしれませんね






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