低音域は音楽の要!
ヘヴィな楽曲のみならず
幅広いジャンルで活躍する5弦ベース!
結構昔からあったものの
やはりパーツが多い分、お高めのお値段が当たり前でしたが
昨今ではお手頃な価格で買えちゃいます
そんなお手頃価格帯の5弦ベースと
もう少しお高いクラスの5弦ベース
比較した場合どんな違いがあるのか?
実際に比較してみた印象を書いてみました!
比較したベース
Ibanez / EHB1505MS-BIF Black Ice Flat
私がメインで使用している5弦ベースですね
お値段は約18万円なり・・・!
私の中では十分高額な部類の楽器ですが
おそらく5弦ベースの中では安い方
正直「そんな高くねーじゃん!」
と思ったベーシストの方もいらっしゃるでしょうね🤣
しかしながら、以前書いたレビュー記事通り
値段以上のポテンシャルを秘めたベース!!
というか、このお値段で
ヘッドレス
ファンドフレット
仕様のベースが手に入るのが凄い・・・😆
SCHECTER / OMEN EXTREME-5 BCH
で、トップ画像にも使用したこちらの5弦ベース
SCHECTERの安価な5弦ベースです
現在は値段が高騰してて約72,000円ですが
私が購入した時は確か5,6000円くらいだったはず・・・
5万円代で、そこそこの5弦ベースが買えると
驚いた記憶があります
EHBと比べたら、現在の価格ですら倍以上
私が買った値段だと3倍以上の価格差ですね
さてさて
実際に弾いてみた印象とは?
大きな違いは主にこれ!
・5弦目のピッチの安定感
・ノイズ処理
・ダイナミクスの繊細さ
これら3つ!
アコギの時にも感じましたが
やはり楽器全体のバランスが整った印象に加えて
ピックアップの性能に
大きな差が見られたように感じました
5弦目の弦の音は音程が低い分
弦のテンションの維持
バランスよく収音、出力できるピックアップ
これら2つが揃っていることが条件になってきますので
価格帯による差はかなり大きいように思います
ギターでも安い物と高い物を比較したことがありましたが
5弦ベースの方がより差が開いている
と個人的には感じています
この観点から見ていくと、安い5弦ベースの特徴は
5弦目のピッチに安定感が無い
全体の帯域が偏っている
ノイズが多い
というような傾向が見られました
5弦目のテンションが確保されていないので
割と弾いた際に弦が暴れてしまいます
そうすると、必然的に弦が引っ張られることになるので
ピッチにベンドがかかったような状態になるんですね
加えて弦の振動幅が大きいので音も大きくなり
異様に5弦目だけ音が大きいなんてことも多いです
かなり工夫して演奏しても
5弦目の音が潰れた感じになりやすいです
まあ、パンク寄りのジャンルなら
使い道があるのかもしれませんが・・・😂
お高い5弦のメリット!
というわけで、お値段が上がるにつれて
必然的に楽器のバランスが良くなるので
より幅広いジャンルに対応できるベースになっている
と感じました
私が所有しているEHBも
見た目こそメタル系に特化してそうな印象ですが
実際にはまろやかな音、弾んだようなポップな音も出せるので
ポップスとか幅広いジャンルに使えます
本当の意味でのオールマイティさで言えば
ジャズベよりも近代的なポップス向きとも言えますね
また、ピックアップのノイズも少なく
帯域のバランスも良いので
打ち込みと組み合わせた時のバランスの良さ
この辺りも評価したいところです
というわけで
案外お高めの5弦ベース一本買ってしまえば
他のベースはいらん!
てな具合に使い勝手が良いと思いました
最終的にはコスパが良くなるかと
特に、最近の新しいモデルのベースならば
より近代的な演奏や音に合わせて作られていて
性能がより向上しているものも多いように感じます
安いベースも良いですが
もしかしたら高いベースの方がお得かも?😎
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