人としては好き!だけど・・・
大抵の場合バンドとは友人同士で組むもの
もっとも上昇志向で
メンバーを集めたバンドもありますけどね!
それにしたって友人伝で
メンバーを集める時が多いかと
で、楽しくコピバンとかしてる分には
色々と気にしなくてよいので気楽なのですが
一たび・・・
「そろそろオリジナルやらね?」
なんて口に出そうものなら
果てしない争いの始まりです
(個人的な意見です)
作曲家をしている私が言いうのも何なのですが
ちゃんと聴けるレベルの楽曲を作るって
思った以上に難しいです
バンド物のアニメやマンガだと
いきなりプロクオリティの曲が出てきますが
まあ、普通はそんな都合の良いことは
ほぼ無いと言っていいでしょう
あくまでフィクションの話なので!
どんな曲を作ろうがその人の自由ですが
多くの人が求めるモノを作るのとは別です
で、世の中に溢れているのは
そういった多くの人の関心を効率よく惹くために
計算されつくした音楽が基本となっています
まあ要するに何が言いたいのかと言うと
バンドを始めたばっかりで
オリジナル曲を作ろうとすると
大体微妙な曲に仕上がるということです
作曲って実際にやってみたらわかるんですけど
結構自分の趣味趣向が駄々洩れになるので
人に聞かせるのは抵抗があったりします
自分が影響を受けたアーティストの影とかも
諸にでてきますからね!
しっかりと作曲の勉強をしてきたのならまだしも
大抵の人はいきなり勘で曲を作ることも多いです
勘で作ってる人はその後のメンバーのアレンジで
もの凄い変身を遂げると思いがちなので
割と粗の目立つ作りであることが多いです
まあ何となく他のメンバーもそこら辺は察しているので
生暖かく受け止めることも多いのですが・・・
微妙な曲を持ってこられたら
誰も幸せにはなれません
作った人は作った人で
「一生懸命頑張った!」
「気になる部分はあるが自分の頑張りは認められるはず!」
みたいな後ろめたさを感じながらも
妙な達成感を感じており
渡されたメンバー側は
「パッとしない曲だな」
「これはアレンジではどうにもならん」
とか思っていても口に出しにくい
こんな感じで何となくみんなでそれとなく合わせて
それとなく曲が仕上がったとしても
相応の曲にしか仕上がりません
そうなると
「せっかく曲を考えたのに微妙になった」
「微妙な曲を持ってこられたからいい曲にならなかった」
こんな2つの意見が
不満として溜まっていくのです・・・
そして一たびこれらの本心をぶちまけてしまおうものなら
後は察してください
とは言えこういった苦い思いも含めて
バンドの楽しさに一つです
アニメのようにすべてが輝いているわけではないですが
だからこそ挑戦することが楽しい
たまたま上手くいった瞬間が嬉しいのです
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