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CDの音がパッツンパッツン


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技術の進歩



日本ではまだまだ



音楽を発表=CDデビュー



みたいなイメージが残っている方ですよね!


CDを販売する即売会なるものも

まだまだ盛んでもありますし


「CDの音質が一番

と感じている人もいらっしゃるでしょう



とはいえ流石に再生機器自体が減ってきましたけどね




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昔の曲に関していえば

個人的に味があったりして好きだったりもするのですが



所謂音圧合戦の最盛期



この時代のミックスされた音源を今聴くと


少し恥ずかしいような

モヤっとする気持ちになってしまうのです(汗




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音圧合戦とはなんぞや?



今となってはそこはかとなく

懐かしい響き・・・



音圧合戦!!



要するに、少しでも自分たちの音源を目立たせるため

音を圧縮しまくって音量を限界まで上げる作業



演奏のダイナミクスを減らした分

全体の音量を上げるという作業ですね


そのため、この処理をしまくった音源の波形は

通称海苔波形と呼ばれ



限界までパッツンパッツンに処理された状態になってました



これを如何にド派手にできるかを競っていた時代が

音圧合戦と呼ばれたりします


この 


音圧が高い状態=良い音源

みたいな価値観があったので



より音圧上げに適した機材や

ミキシング処理が重宝されてきました





まあ当時の流行というか技術の問題なのですが

この音圧を上げるための圧縮のせいで



演奏や歌の細かいニュアンスや消えてしまって

音楽的にあまりよろしくない状態でした



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言ってしまえば音全体を平たく潰してしまってるわけです



また、日本の音楽で極端に低音を削ったりして

その分音圧が上がったように聴かせてみたりとか・・・



しかしながら最近の音楽は

CD媒体で発表する機会も減ったので



配信媒体に合わせた音量でマスタリングされるので

以前のようなパッツンパッツン感はありません



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より本来のニュアンスが残っているので

音楽的にも良い状態の音源が増えました



で、むしろ最近はCDで音楽を聴く機会が減ったので



逆に海苔波形の曲が新鮮



何と言うか今から聴くと

無理してる感じに聴こえるんですよね



勿論海苔波形のように

あえて音を潰しまくるミキシングもありなのですが



表現のための圧縮ではなく

明らかに曲調と合っていない圧縮はいかがなものかと思います



まあ、当時の流行に触れるという意味でも

敢えて聴いてみるのも楽しいですけどね!





コメント


きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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