安く買えるからこそ考えたいリスク
今の時代はそこまで予算をかけなくても
DTMを始めることが出来るようになりました
年々何かを始める
ハードルが下がってきていると感じています
そのこと自体は嬉しいことなのですが
安い物を買うリスクも結構あるな
と今までを通してみて感じることは結構あったので
そのことについてまとめてみました
高品質な機材の傾向を知る
良い感覚を養うことが大切
安い機材を有効的に扱えるのは
安い機材を使い続けた人よりも
良い感覚が養われた人であることが多い
所謂「大は小を兼ねる」ってやつですね!😉
この逆ってなかなか難しいんです😭
安い機材では、どうしても
高品質な機材の音に敵わなかったり
効果な機材でしか出せない音もたくさんあります
最初のうちは
何が良いもので、何が良くないのか
ここの境界線がわからないものですが
早い段階で良いものを体験し
その傾向を覚えておくことは大事です
人は物事を相対的に判断するため
「まず基盤となる感覚をしっかりと養う」
そうすることで
客観的な視点の質を上げることが出来ます
この基盤となる感覚があるからこそ
安い機材でも有効的に扱えるというわけですね
安い物に慣れることにも注意!
安い機材の感覚が染み付いてしまう
これは先ほど解説したことの
丁度逆の現象です!
安い機材の音の感覚が基盤になってしまう
良い音を聴いてきた経験値が少ない
こういった感覚が染み付いてしまうと
良い音を有効的に扱うスキルが身につきません
当然ながら、この状態でいきなり高価な機材を扱っても
感覚にギャップがありすぎるため真価を発揮できませんし
安い機材が持っている良い所も
上手く扱って上げることが出来ません
これは私自身の経験なのですが
モニタースピーカーを買い替えた時に
自分の耳の偏りに気付きました
そこまでモニタースピーカーには力を入れていなかった為
高音域に癖のあるスピーカーを使い続けていたため
その音を基準にして色々な音の扱い方をしていました
よりバランスの取れたモニター環境にすることで
曲を作るときのバランス感覚が良くなった実感があります
より高品質なスピーカーとヘッドホンを買ったので
音の処理の仕方の理解が深まった為ですね
ここら辺が
「モニター環境は良い方がいい」
と言われる理由ですね
DTMの音源やエフェクトの場合
扱いが難しいものもある
例えば高品質な音源を使ってみると
そのままでも十分音はいいのですが
よりリアルに、効果的に使うのって案外難しかったりします
単純にできることが増えて機能が複雑化しますし
打ち込み方にコツが必要だったりするからです
エフェクトに関しても同様で
機能が複雑
効き目が強すぎて程よい使い方がわからない
といった課題が出てきたりします
まあ、要するに
とにかく使って慣れろ
ってことですね🧐
まとめ
結局のところ、何をするにしても
ある一定以上のレベルになるためには
高価な機材を扱う経験値
これは必要不可欠!
安い機材は金銭的にはとても助かりますが
結局のところ遠回りになってしまう
というリスクがあることも覚えておきましょー!
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