「ジェ 【ン】強調 ト↑」
ではなく
「ジェ↑ ン (ト)↓」
です
何をそんな細かいこと!!
と仰る方もいると思いますが
個人的にこの「ジェント↑」みたいに
上がり調子になっていく
関西弁のイントネーション気味な発音が苦手です
いったい誰が言いだしたのでしょうか?
割と私の周りの人や
ネットで発信している人もこの発音してる人が多いです
というか日本では「ジェント↑」が
標準になってる気さえします・・・
そもそも"Djent"というのは擬音語で
太くチューニングの低い弦を弾いた時に
「グシャーン」「ズギャーン」みたいな音を
そのまま言葉にしているだけ
それがいつしかジャンルの総称として
使用されるようになったという経緯があります
この違和感をもう少し具体的にしてみましょう!
例えば、何か重たいものがこすれる擬音語で
「ガシャンガシャン」という言葉を使うと思いますが
これと"Djent"の発音は割と近いと思います
"Djent"の単語の"t"が日本人的に馴染みがないのも原因だと思いますので
"t"を省き気味に「ジェン(ト)」という言い方に替えて
「ガシャン」という擬音語と同じイントネーションにする
これが一番近い発音だと思います
つまり"Djent"を「ジェ【ン】強調ト↑」みたいに
発音するのって
「ガシャ【ン】強調↑ ガシャ【ン】強調↑」と
同じ感じで違和感MAXに感じるのです
というか実際そういう言い方してます
また、この上がり調子のイントネーションって
母音が強調されるためすごい日本語感で出てしまうというか
もの凄くもっさりして聴こえてしまいます
変な田舎風の訛りっぽいというか...
とにかくダサいです
切れのある破壊的な音が特徴の"Djent"とは
対極に存在する表現の仕方
本来の発音と全く似てない所
ここ等辺に納得のいかなさを感じてしまいます
というわけで
"Djent"をカタカナで読むときは
語尾を変に上げずに
日本で使われている擬音語と同じ感覚で
発音してみましょう!!
余談ですが、実はもう一つ
イントネーションに拘っている理由がありまして・・・
西洋的なリズムで演奏するのって
語尾を強調する日本語の感覚がすっごい邪魔なんです
この擬音語的な発音が西洋圏の言語だったり
リズムに近いものがありますので
日ごろからこういった癖をつけておくと
演奏面でも得しますよ!
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