意外と悩むマイク選び
そこまでマイクに詳しいわけではないのですが
大体コンデンサーマイクは
繊細な音に向けた作り!
というのが一般的
なので
私のようにめっちゃ叫びまくる歌い方だと
どのマイク選んでいいか迷っちゃうんですよね(汗
勿論普通のコンデンサーマイクでもOKなのですが
パワー負けしてしまうと言いますか・・・
クリッピングとかしてなくても
微妙に歪んじゃうんですよね
勿論、元々歪んだ声なので多少歪みが出ても
そこまで気にならないんですけど
声が潰れたようになってしまうので
不明瞭な音になってしまうんです
昔安めのレコーディングスタジオでグロウルを収録しましたけど
普通のSHURE 58使ってたくらいですからね!
勿論悪くない音なのですが
微妙に迫力に欠ける音って感じでした
そんなわけで
強めの音圧に耐性がある
歪んだ音もしっかり収音
アタック感が強い音に負けない
こういった音に対してしっかり収音できるマイク
これがデスボイスを収録する時に求められる
マイクのスペック!
そんなわけでこれらの条件を満たしてそうで
新しく購入したのがこちらのマイク
WARM AUDIO "WA-47F"!!
かなり大ぶりなコンデンサーマイクで
希少なタイプのマイクを再現しているのだとか。。
著名なボーカリストで言えば
デイヴ・リー・ロス(Van Halen)
などが収録に使ったモデルの再現だとか
説明書きによればボーカルに留まらず
ギターやドラムのキックなんかにも使えるそうです
高い音圧レベルにもしっかり対応しているとのことで
ドラムのキックにも対応できるなら
大抵のボーカルも大丈夫でしょう(笑
専用のケースに入っていて高級感を感じます!
手に持ったらこんな感じ
画像では分かりませんが
これ、かなり重たいですw
SHURE58が5本分はあろうかという重量!
高い音圧に負けないよう色々作り込んでいるためか
手にした瞬間から
「こいつなら任せられる!」
みたいな安心感があります
で、ちょうど先日デスボイスを収録する依頼があったので
早速こちらを使用してみることに。。
使用してみた感想は
超マッスルなマイク
って感じでした(笑
収録では
甲高いスクリーム
中低音のグロウル
超低音のグロウル
など、割と音域は広めで歌いましたけど
どれもしっかり音を受け止めて
ラウドな音をクリアに収録してくれました
普通のマイクのように音割れもしないし
音圧に力負けしてしまう感覚もありません
そしてWARM AUDIO特有の
中音域〜低音域の厚みが素晴らしい
オケにも力負けしない
太く芯のある録音ができます
全体的にグッと前に音が出てくれるようになりましたね
意外とこの中音域〜低音域の太さというのは重要で
低めのグロウルやガテラルは低い音域が強く出るので
ここら辺の解像度の高さは重要
解像度が低いと単に抜けの悪い
こもった音にしかなりませんからねw
解像度が低い低音〜中音を処理しようとEQ使うと
かなり薄っぺらい音になってしまうことも多いです
音を重ねたりエフェクトで処理しても
しっかりした音質が保ってくれる
個人的にかなり満足いく収録ができました
今回私はデスボイスの収録に使いましたが
パワー感のある歌唱をする人
ギターアンプをマイク録裏する人
ベースのスラップなど鋭い音を録音したい人
こういった人のニーズにもバッチしな印象なので
ロック系のジャンルを演奏する人全般に
おすすめのマイクとも言えます
こう考えるとコスパがいい気もします!
是非チェックしてみましょー!!
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