「音の粒はコンプで揃えればいいじゃん」は良いこと、悪いこと?
- 霧切酢

- 10月3日
- 読了時間: 2分

結果が違ってくるよ
コンプを使って音の粒を揃える
ピッキングで音の粒を揃える
これ、結構音に違いが出てくるんですよ
実はここさえ分かっていれば
こういった疑問は出てこなかったりします
これもひとえに
コンプというエフェクトが
非常に説明しにくいから
いろんな疑問が湧いてくる
ある意味必然ですね〜

先にコンプとは?
というおさらいから書きますと
怒鳴っているのに小さく聞こえる
人間の声で表現すると
これがコンプの効果って感じでして
ギターに置き換えてみると
強く弾いた時のタッチ
音の立ち上がり、暴れ具合
これを維持したまま
音量が小さくなるってことですね
その名の通り音を圧縮
押しつぶすわけです
所謂ベロシティを維持したまま
音量を揃えるって感じ
これがミックスとかでたまに聞く
音楽的なコンプのかかり方
とりあえずはこれが基本って感じです
スラップとかがわかりやすいですけど
スラップ特有の打楽器のような
質感は残したまま
音量だけはグッと抑える
こんな役割がコンプなんですよね
だからこそ少し加工した感じが
良くも悪くも出るってわけです
なので厳密に言えば
ピッキングが鍛えられない
小さい音を持ち上げる
みたいな認識が
すこ〜し違うかなと思います
何故ならピッキングを鍛えるほど
コンプで質感が露わになるからです
こういったことを分かった上で
ピッキングの粒を揃える練習なんかをすると
より効果的かな?と思います!
で
結局のところどうなのか?てな話ですが
コンプの音を早い段階で
知っておくことは重要
なので割と積極的に使っていいと
個人的には思ってます
結局コンプを使いこなすには
ピッキングの腕が必要
これは事実ですけど
コンプを使った後
自分の弾き方を見直す
これをしてからわかることも
結構多いんですよ
だから正確に回答するとなると
ピッキングのニュアンスを確認しながら
コンプを使っていくのがベスト
こうなるのかなと思います(笑








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