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日本にJASRACが無かったらを想像してみる



著作権を守ることの重要性



音楽に詳しくない人でも耳にしたことがあるであろう


JASRAC!



日本の著作権関係を取り扱っている最大手です


一応他にも有名どころの管理団体はありますが

一昔前までなら実質一強と言えてしまうほど


歴史も規模も大きな組織です



JASRACに登録された楽曲の著作権に関する諸々を一手に引き受け

作者に利益を還元するのがお仕事!


まあ、めっちゃ大変なお仕事ですよね😅



しかしながら権利関係や商売について疎い人からすれば

「ちょっと締め付けが強すぎるのでは?」


という意見がちょくちょう出てきます



そこで、個人的な意見になりますが

「もし日本にJASRACがなかったらどうなっていたか?」


について考えてみました!

(JASRACに委託したことありませんが)


 


JASRACが無いifを想像



詳しい著作権に関する話題は今回は置いておいて



JASRACが機能していなければ日本の音楽産業は

どのようになっていたかを想像してみました



で、個人的には


今の漫画、アニメ、イラスト界隈に似た

ある種無法地帯な状況になっていたのではと考えています



まあ、聞いた話によれば

イラストとかにも似たような組織はあるそうなのですが


基本的に日本においては

漫画、アニメなどの二次創作は黙認されているケースが多いです


二次創作と言っても無断で作品を流用するなら

立派な権利の侵害に値しますからね


多くの場合は「商用利用しない趣味の範囲」

という名目のもと問題にされることは少ないです




ということなので


音楽もこのくらい規制が緩いのであれば

似たような発展を遂げるのではと考えています



 

実際に漫画、アニメの二次創作は

本家の作品を応援することに一役買っていると言われています



気軽に流用できるからこそ拡散力に優れ

気軽に興味を持ちやすい土台が出来ている


というメリットを感じます



よくあるJASRAC不要論を唱える人は

おそらくこういった部分の発展を期待しているのではと思います




しかしながら、昨今では規模も大きくなり

著作者の利益が損なわれているのは?という指摘も・・・



これは私自身の予想ですが


色々あって二次創作に反対したいものの

申し出せない作者もいるのではと考えています



だって一個人が一々訴えとか起こしていたら

時間もお金も驚くほど消費しますから



どの程度利益が損なったかの証明も必要ですし

証明できたとしても、どのくらいお金が入ってくるのか...



そういった「実質泣き寝入りするしかない」という事情で

勝手に黙認とされているケースもあるように思います



音楽業界も同様の問題は発生していくと予想



 



音楽特有の拡散力が無くなる心配



日本国内だけでコンテンツを楽しむなら

JASRACが無くてもある程度OKですが



おそらくSNS関連の拡散力は相当落ちます



あんまり知られていないですが


YouTubeを始め色んなコンテンツを自由にSNSで使えるのは

実はJASRACが管理してくれていること前提だったりします



例えば、YouTubeで音源さえ自前で用意すれば

歌ってみた動画などの発表も可能ですが


これもJASRACが事前にYouTubeと契約しているから



もしもJASRACが無ければ

個人でアーティストに許可を取らなくてはいけないので


SNSでの拡散は困難になっていた可能性はあります


まあ、二次創作活動のように

無許可で行われて黙認、という流れになるかもですがw



少なくとも海外の楽曲を使ったりはまず不可能ですね



 


作品の使用料について



アニメ、漫画、イラスト界隈では

大抵の場合黙認されて未払いですが


音楽の場合結構ヤバいかもです



というのも、オリジナルアニメはともかく


多くの場合は音楽の方が色々と権利が面倒だからです



音楽制作、リリースに関わる人も組織も圧倒的に多いので

その分損益を被る人は増えます



お金の面で衰退を辿るか

別のマネタイズが生まれていたか



結構別の所でのお金関係は変わっていたかもですね!



 

少し話は変わりますが



逆に漫画、アニメ、イラスト界隈も

「使用料をキッチリ払った方がいいのでは?」


という声も上がってきていますので

将来的にはこの界隈も使用料を求められるかもしれませんね


反論として


「二次創作やっている人の大半は赤字!」

「利益が無い状態でなんとかやってるから勘弁して!」


という声を聴きますが



音楽だって9割赤字です



普通にライブハウスでカバー演奏してる人も

9割が赤字ですがそれでも使用料を間接的に払ってます



というか


趣味にしろ、商売にしろやったから必ず利益が出る

という思考自体が間違い



企業も個人事業主も

努力を怠れば利益は出ませんし


時給のように必ず利益が約束されていないから

倒産だの経営破綻が起こるのです



リスクを負いたくないけど商売をさせてもらっている

という状態が異常なんです



個人的には業界全体のためにも

使用料は払った方がいいでしょう




 


ということで、確かに色々言われてはいますが

JASRACが無ければ結構面倒になっていた可能性は高いです


単純にアーティストに利益が還元されないということだけでなく

音楽の進化も遅れていたでしょう



イラスト系は国内で完結していることが多いですが

音楽関係は海外作品も多いのでかなり打撃を受けます


で、日本の音楽って海外の曲をパクったり

海外で流行った技術を10年後くらいに流行らせているのが現状



JASRACのおかげでライブで海外の曲をカバーしたりできますから


それらが一切なくなると

今以上に閉鎖的な文化になっていたかも、と予想してます



確かにたまにトラブルは起きてしまいますが

多少は目をつむってみてもよいのでは、と個人的に思います




もっとも、最近はセルフプロデュースも容易で

マネタイズの形も多様になっていますので


現代においてはうまくJASRACと付き合っていくのがベストでしょう!












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