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執筆者の写真霧切酢

継続させる力・最初から高すぎる目標を設定しない



やる気を空回りさせないためには



今までレッスンや音楽活動を通じて

色々な人と出会ってきましたが



途中で挫折と言うか

しり込みしてしまう人が結構いました



最近の話ですと

絶対にプロの作曲家になりたいんです!」


と意気込んでレッスンを希望される方もいましたが


2回目のレッスンの途中で

「やっぱり趣味にします」


といった具合に

目標を諦めてしまう人もいました



勿論こういった人が悪いというわけではないのですが


もう少し考え方を変えれば

もっと色んな可能性があったのに・・・



と感じてしまうことも多かったです



 



挫折しやすい人の共通点



こういった


”始めた当初はやる気万歳だったにもかかわらず

途中で投げ出してしまう人” には



  • 物事の期待値が高すぎる

  • 過程が想像できない

  • 手早く結果が欲しい



などの共通点が見受けられました



何と言いますか


有名な人や実力のある人のマイクパフォーマンス

そのまま鵜呑みにしてしまったみたいな



実際にプロやそれに匹敵する実力を得るためには



途方もない


時間、労力、お金がかかるという事実がある

という現実が予想できていない



そういった人が急に現実的なことに直面すると


自分がやらなければならないことの多さに怖気づいて

辞めてしまうというパターンは多いです



 

実際に私が昔ちょこっとベースを教えていた人は



「手早く結果が欲しい」

「認められたい」



という言葉をよく使っていましたし



作曲のレッスンを希望した方に至っては

作曲の仕方やCubaseの使い方のは無しよりも



「如何にバズった動画が出せるか」

「再生数が稼げるか」


という話が主でした



双方とも


自分がやろうとしていることは

膨大な時間を要することが前提



という認識が抜けていたんですね



そしてどちらにも


「地道に時間をかけていく必要がある」と説明すると

嫌がっていましたね


 


ゴールを小まめに設定する



こういった傾向がある人には

なかなか目標にたどり着くまでが難しいですが



1つの解決策として

小まめに小さなゴールを用意すること



挫折したり投げ出してしまう人に限らず

人間誰しも目標や成果が見えないと続かないもの


いきなり途方もない遠い目標を設定してしまうと

その長い道のりを知ってしまい面倒になってしまう



そういったことを解消するため

目に見える簡単なゴール


目標に到達するための区切りとして用意してあげる



こういった工夫をすることで

途中で投げ出すことの防止対策にすることができます



そして何よりも焦らないこと



どんなに輝かしい結果を出している人も

その裏で膨大な時間を費やしている



このことを頭に入れておけば

「ずっと努力してるのに結果が全然でない!」


と不満に感じることもある程度防げます


 


注意点



しかしながら、当然こういった対策を講じても

それでも続かない人はどうしてもいます


どうしても焦りがちな人は

「小まめなゴール」自体に魅力を感じない人もいますし



今やっていることが自分の思い描いている理想と

リンクすることが出来なかったり


ゴールの更に先があること自体が嫌だという人もいます



こういった人には何を言っても無駄ですので


取り敢えずその人が満足することを第一の目標にして

余裕が出来れば順次次の課題を増やしていく



という対策をする必要もあります



 

とは言え、こういった一つのことに思いっきり

力を注げる人の方が稀だったりしますし


こういう人は

単に多趣味であるだけだったりもします


いずれにせよ

ある程度割り切る心は大事!



向上心と無謀な目標は

分けて考えましょう!!



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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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