これ1つあればロック系のベースは全て網羅可能!!
こう言い切ってしまってもいいのではと思えるほど
超優秀なベースプラグイン!
ロック~メタルに超強いNeural DSPが
ベース用アンシミュでもやってくれましたよ!!
この前のセールの時に買ってみましたので
レビューいたします!!
Neural DSPのおさらい!
メインはギターですが
ギター、ベースのアンシミュ系プラグインメーカー!
割と新しめのメーカーなのですがとにかく音がいい!!
同価格帯のアンシミュ系プラグインでは
一番音がいいのでは!?
と、個人的には思っています
著名なギタリスト観衆の下作られたモデリングアンプが売りで
これがまたかなりクオリティが高いです!
様々なジャンルに対応したアンプを出していますが
特にロック~メタル系の音に強い印象があります
というか、メタル系の歪をここまでのレベルで再現する
プラグインというのもかなり特異な印象もありますね!
今回買ったのはコレ!
Parallax
マルチバンドディストーションを装備した
ベースアンププラグイン!
これ1台で
あらゆるロック、メタル系のベースサウンドが手に入ります!
音の傾向としてはMXRの「bass d.i+」に近いかもしれませんね
え~い!早く実際の音を聴かせろ!!
てなわけで、今回もサンプルのフレーズを弾いて
Sound Cloudにアップしましたよ!
選べる音色の数はかな~り豊富なので全てを紹介しきれませんが
その中の一部をサンプリングしてみました!!
今回使用したベースはコレ!
先日購入したIBANEZのEHBシリーズですね!
音に味付けされないよう、パッシブの音で収録しました
若干音のバランスをとるためにコンプをかけましたが
EQなどは一切なし!
クリーン系 | Fat Clean |
| Dave Oterro Grit |
・Fat Clean
その名の通り太く分厚いクリーントーン!
よくよく聴いてみると、若干チューブアンプを通したような
歪み成分が加わっています
おそらくアンサンブルでは聴き取れないレベルの量
ピッキングの強弱で歪の量が変化する点もGood!!
音色を派手にするのではなく
クリーントーンに厚みを持たせるための歪ですね!
・Dave Oterro Grit
プリアンプを通したような音色!
MXR bass d.i+のプリアンプスイッチをオンにした音に似てますね!
ミッドが少ないドンシャリ傾向の音で
ゴリッとした質感の高音が特徴的です
こちらも僅かながらトーンを太くするための
歪が少し入っています
クランチ系 | It's 99 Again |
| A Bit Of Rattle |
| The Martyrs Fingers |
| |
・It's 99 Again
先ほどご紹介したDave Oterro Gritを
更に歪を強くしたようなサウンド
よりピッキングの強弱に対して歪の量が
変化するようになった気がします
音の輪郭もクッキリしているので使いやすいです
アンサンブルで聴いてもそこまで歪が目立つほどの
量ではないので、隠し味的な歪ですね
・A Bit Of Rattle
ミッドに張りのある骨太な歪!
先ほどまでの音色と違い
存在感のある中音域
音全体を包むような軽い歪!
ベース自体の音が太くなるのは勿論
ギターと混ぜると
ギターの音も太くしてくれるタイプの歪
ロックだけではなく、ポップスにも使えそうです
力強くアンサンブルを支えてくれる音色!
・The Martyrs Fingers
"It's 99 Again"と"A Bit Of Rattle"の中間のような音色
先の二つと比較すると歪の量が増えて
サスティーンが多めになっています
この辺りから徐々にベース音来の音の芯が
薄くなってきています
ギターのパワーコードなどと重なると
真価を発揮してくれそうな音色ですね!
ラウドなロックやメタルに向いてそうですね!
ハイゲイン系 | Dave Oterro Grit (Parallel) |
| Grimdcore |
・Dave Oterro Grit (Parallel)
最初にご紹介したクリーントーン"Dave Oterro Grit"の
ハイゲインサウンド版です
かなり強めに歪んでいますが
ベースの芯がしっかりと残るように設定されています
ピッキングのニュアンスも聴き取れる音色ですので
ハイゲイン系では融通の利きやすい音!
ハイゲインが欲しいけど音の輪郭は残したい!
という時に使えます
・Grimdcore
今回ご紹介した中でもっとも凶悪な歪!!
ギターじゃないかと思うくらい歪んでます(笑
歪で音が潰れてしまってますね
歪の量が多すぎてベースの芯が無くなり
ピッキングのニュアンスもなくなりました
しかし注目したいのは
歪み過ぎて音がやせ細ってしまった印象がなく
歪そのものに太さがあります
アタック感がないものの
音の太さを生かした歪として
アンサンブルを支えるという使い方もできそうです
使いどころは難しいですが
「Djent、ベースのソロ、リードパート」
などで真価を発揮するのではないでしょうか!
以上、今回はここまで!!
まだまだ音色はいっぱいあって
もっと刺激的なロックに特化した歪や
ギターのような鋭い歪まであります
ただ全部紹介してると時間が足りないので・・・😅
ロック、メタル系で言うと本当にこれだけで
全ての需要が満たせるのでコスパもいいです
ヴィンテージ、コンボアンプ系の音は苦手ですが
キャビネットのデータを別途用意して挿げ替えると
枯れたサウンドも作れそうです
気になる方はお試しあれ!!
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