
録音作業などをしているとついて回る問題
ノイズ除去!!
今では手軽にノイズを軽減させることが出来ますが
音声に詳しくない人は
どういった原理でノイズを消しているのか?
ということを知らないまま
ノイズ除去を行っている方も少なくないはず!
個人的な意見ですが、音声を扱うことがあるのなら
一旦ノイズカットの原理を知っておいた方がいいです 基礎的なことを解説していきましょう!
ノイズ=「あなたの感想ですよね?」

ノイズというのは
あなたがノイズと感じているからノイズ
なのです!
音声データは丸っと全てがまとまり、混ざって
1つのデータになっている状態
つまり、色々な種類の音が聴こえたとしても
個別に分けたりとかは物理的には出来ないのです
そのため、厳密には
ノイズだけ消すということは出来ません
同様のケースでたまに音声の補正依頼で
「周辺の物音を消して話し声だけ大きくして!」
みたいな要求をされることがありますが
これも同じ理由で不可能なのです
ノイズ周辺の音ごと消し去っている

そこで本題になります! 大抵のノイズ除去のソフトとかは
音声データは全てが混ざった状態で1つになっている
↓
ノイズとその他の音もまとめて消去!
という手法を用いています
例えば
甲高い音で「サー」というノイズを消す場合なら
その「サー」という音の周波数まるごと消します
これで解決!となればいいのですが
当然ながら他の音の成分からも
本来あった周波数を消し去ることになり
結果的に音の劣化に繋がります
今回で言いますとややくぐもったような音に
音声データが変わってしまうということになります
ノイズは混入しないことが一番!

ここまで読んでいただけた方には
もはや説明も不要かと思いますが
ノイズというのは収録の際に
出来るだけ入れないことが一番! どんなに高性能なソフトがあったとしても
音質の劣化に繋がりますからね
最近は自宅録音で声を収録したり
歌を収録するのも増えてきています
少しでも良いクオリティを目指したい方は
覚えておいて損はないでしょう!!
それでは~😎✨
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