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日本でイマイチラップが流行らない理由を考えてみる



海外ではラップ一色?



日本ではあまり実感がないかもしれませんが


世界的に最も熱いジャンルがラップ



数年前から流行り出していますが

今だに熱量は凄まじいです



そんな中、良くも悪くもガラパゴス化してるのが

我が国日本!



ようやく最近少しずつ日本でも浸透してきた気がしますが

まだまだそこまで認知度は高くないですね


日本ではメインストリームは動いていない印象!



バンドサウンド好きの私にとっては嬉しいのですが

何故ここまで海外と乖離があるのか?



ということについて考えてみました!



 


日本語の関係



これはどうしようもないことなのですが


そもそも日本語が本格的なラップに

向いていない言語である



ということも大きく関係があると思います



日本語というか


中国語だとか韓国語だとか

東アジア系の言語は割と共通してる部分があって


西洋圏の言語と比べて

根本的に発音などの概念が異なります



どうしても日本語は柔らかい発音であったり

打楽器のような発音がないためラップにむかいない



という事情があったりします



 


その点を考慮して親しみやすくしたのが

所謂J-RAPというわけですね



J-RAPは

日本語を無理やり西洋圏のノリに合わせるのではなく



根本的に日本語のノリでラップっぽい

アプローチをするというもの


厳密にいえば少しラップとは違うジャンルですね



 


グルーヴの概念がわからない



これは割とプロの方でも多いですが


西洋的なグルーヴを作れない

グルーヴを意識したフレーズが作れない



という事情も関係しているかと思います



どうしても盆踊りのリズムと勘違いしている人が多いですし



大抵日本で流行っている楽曲、アーティストは

盆踊りのリズムが圧倒的に多いです



そんな環境で音楽を聴いているため

ラップの楽しみ方がわからないのでは?


と推測してみました



 


そもそもラップが流行ってないのか?



そもそも本当の意味

日本ではラップが人気がないのか?



という視点で考えてみると

「実はそうでもないかもしれない!」



なんて考えたりもしています



その理由としまして、そもそもの話


日本の普通の楽曲が

ほぼラップの役割を担っている



多くの人がラップ的な要素を

最近の楽曲に求めているのでは?



と推測しています



 

そもそも日本の歌自体が


  1. ボーカルの音量が特別大きい

  2. 歌詞の量がかなり多い



この2つの特徴を

ほぼ必ずと言っていいほど持っています



それに加えて最近の楽曲は

早口系のフレーズが流行っています



これらの特徴って

ラップの特徴とほぼ一緒で



グルーヴを楽しむ要素以外が

最近の邦楽には大体入っているとも言えます



だからあえてラップを聴かなくても

普通の曲を聞けば十分!



みたいに感じる人が多いのではないでしょうか?



 

もちろんこれらの推測は

単なる私個人の見解を述べたまでですが


邦楽的な視点と洋楽的な視点両方持っている私としては

結構引っかかる部分があるのです😅




よりボーカルや歌詞を重視するラップを聴かなくても


既に邦楽はボーカル、歌詞には

並々ならぬ情熱が元々込められています



だからイマイチ乗り切れないラップだったり

J-RAPを聴いても他の楽曲と好みを比較しやすい



みたいな事情があるのかもしれませんね!





きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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