![](https://static.wixstatic.com/media/nsplsh_329b7dc44ffb4f629bb440bb391bec93~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_221,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/nsplsh_329b7dc44ffb4f629bb440bb391bec93~mv2.jpg)
マイク録音にもデメリット
録音といえばマイクを使った録音!
というイメージがありますが
ギター、ベースの録音は
ライン録音の方が良い場合があります
少し前ならマイク録音の方が
「圧倒的に音がいい」
という風潮もありましたが
機材の発達によりライン録音のメリットも
多くなってきています
今回はライン録音のメリットについて
書いてみたいと思います!
結局はお金!
![](https://static.wixstatic.com/media/11062b_75efba0bd0ca48c4a54c9575eb41184d~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_98,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/11062b_75efba0bd0ca48c4a54c9575eb41184d~mv2.jpg)
上手に録音できるかは予算次第
何度か記事にしたことがありますが
マイクで良い音を録音するのは
結構ハードルが高いです!
マイク自体の質
マイキング
録音環境
これらの要素が上手く噛み合って
初めて良い音が録れます!
特にハードルが高くなってくるのが
「録音環境」
余分な音が混入せず
反響音まで利用できる施設は限られています
相応にちゃんとした音が録れる環境を作るには
結構な予算が必要です!
最近では通常の練習スタジオを利用した
格安のレコーディングスタジオもありますが
場所によっては
ギターアンプやベースアンプドラムまでもが
1つの部屋にまとめて置かれているので
余分な音が紛れやすい環境になっている
なんてスタジオも珍しくありません
つまり
大抵はそこまで録音に適した環境ではないため
マイク録音のメリットを得られないケースも多い
ということ!
テキトーな環境で録音したマイクの音よりも
ライン録音で音を作り込んだ方がいい場合もあります
アンプの作り込みの融通
![](https://static.wixstatic.com/media/53cf557d32514fd388818a3b0e7c39d9.jpg/v1/fill/w_147,h_98,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/53cf557d32514fd388818a3b0e7c39d9.jpg)
幅広いジャンルとの関係性
ギター、ベースは本体よりも
アンプを細かく設定することの方が大事だったりします
勿論本体の鳴りも大きく影響してきますが
特にヘッド部分よりも
キャビネットの設定がかなり重要!
キャビネットの大きさ
種類
マイクの距離と角度
これらによって音は大きく変わりますし
ジャンルによってもこだわった方が良いですし
近年の曲なら
楽曲のパートやシーンごとに
アンプを変えてみるのも良い手法です
そうなってくると、当然のことながら
アンプの選択肢が多い方が有利ですし
後から調整が加えられるようなセッティングの方が
より効率的に音作りを行うことが出来ます
よほどの大手の録音スタジオでない限り
デジタルアンプ、プラグインのアンプの方が
圧倒的に種類は多いです!
録音する楽曲に合わせて
しっかりとアンプの設定を作り込めますね
特に一旦Dryでライン録音したデータを
リアンプしたりして音を作る場合は
後から設定を調整できる分
他の楽器との相性を確認しながらいくらでも変更可能!
マイク録音の場合はこういった融通が効かないので
こういった点もライン録音のメリットです
現実では不可能なセッティングも
![](https://static.wixstatic.com/media/nsplsh_5756315161665957717651~mv2_d_3916_2634_s_4_2.jpg/v1/fill/w_147,h_99,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/nsplsh_5756315161665957717651~mv2_d_3916_2634_s_4_2.jpg)
オリジナルのセッティングを!
例えば
ヘッドとキャビが一体化しているコンボアンプ!
通常ならコンボアンプそのままを
録音する必要がありますが
デジタルアンプ、プラグインのアンプなら
ヘッドだけコンボアンプ
キャビをスタックアンプなど自由に変更可能!
マイク録音だとこういった特殊な録音は少々厄介です
今までの定番だったギター、ベースサウンドの枠を超えて
音作りができる
これもライン録音の方が融通が利きます!
プラグイン、デジタルアンプのクオリティも上がってきていますので
十分マイク録音の音質と勝負できますし
場合によってはライン録音の方が音がいいこともあります
![](https://static.wixstatic.com/media/600652_aa495a78d5044631bf5c2ca464aaa87c~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_45,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/600652_aa495a78d5044631bf5c2ca464aaa87c~mv2.jpg)
しかも、プリアンプやバッファーでチューブサウンドを加えてやると
かなりリアルな音になりますよ!
マイク録音は確かに効率よく行えば
素晴らしい音を手に入れることができますが
大手の録音スタジオでもない限り
マイク録音のメリットを得ることは難しいです
思い切ってライン録音でいい音を作る技術を磨く
というのもいい方法ですよ!