音質重視でピックを選ぶ②
- 霧切酢
- 11月2日
- 読了時間: 3分
トーンを優先する選び方
前回の記事の続き！
前の記事では必ずしも
弾きやすさと音質の良さは両立しない
こういった話をした上で
個人的にこのピックが
一番音質方面で最強
そういうお話で締め括ったかと思います
なので今日はこの
Shredder's Pickについてのお話
あくまで自分が購入したモデルでの
お話ですけどね！
このShredder's Pickさんは
速弾き、メタルに特化したピックを
製作されているメーカーさん
まあ名前の通りですね！
そのシリーズの中の『Type 2 TSURUGI』という
モデルを自分は購入しました
厚みは2mmだったはず
なんでも逆アングルピッキングにも
対応したピックなんだとか
形状も特殊だったので
とりあえず1つ買ってみたんですけど
アクリルの素材の良さが活かされた
音質重視のピック
こんな印象を自分は持ちました
単純な速弾き用のピックでは
ないのかもしれない、と
前回の記事でも書きましたが
基本的に弾きやすいピック
速弾きがしやすいピックって
如何に弦に引っかからないか
ここが非常に重要になってくるんですけど
これを追求しすぎると
必然的に芯の無い音になりがちなんです
逆にいえばネオクラ系なんかは
この芯の無さを活用するわけですね
ところがどっこい
このShredder's Pickって
軒並みその逆を行く形状になってます
と、いうことはですよ
一音一音にめっちゃ芯がある音
それでいて不要な
ノイズが出ない仕組み
この2つの要素があるから
かなりクリアな音になってるんです
同じく先日購入した
縦長かつ先端が鋭いウルテム素材のピック
これもかなり明瞭感のある
綺麗な音が出せるんですけど
TSURUGIの方は素材がアクリルであるため
若干弦に吸い付く感じがあります
その分ウルテム素材よりしっかりとした
音が出しやすい仕組みになってます
つまり、これらをキープした上で
一定水準の弾きやすさが担保されている
こんな感じになってるんですよ
実はこういった要素を持ったピックって
結構レアな部類なんですよね
単純に音質を犠牲にしてもいいから
楽に速弾きをしたい
ピッチが狂ったような
不快なノイズが入ってもいい
そういったピックなら
3mm以上かつ先端が丸いピックなんかを
使えばいいわけですが
TSURUGIは音質を最優先にしながらも
速弾きがある程度しやすいようになっています
結果的に速弾き、ハイゲイン以外の用途としても
使えるピックになってるって感じです
個人的にはメタラー以外の人の方が
気に入るかもと思いました
それこそ上に貼った4mmのピックなんて
ネオクラのソロくらいでしか
出番ないですからね
結局ギターのトーンを決める
基本かつ一番でかい要素って
ピッキングなわけですので
トーン重視のピックが欲しい人は
チェックしてみてもいいと思います！！
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