top of page
執筆者の写真霧切酢

SONY MDR-CD900STは世界基準じゃない

更新日:2023年8月10日




嘘つくの止めてもらっていいですか?





半分冗談 半分本気の

本日のお題



たまにブログとかレビューの書き込みで見かけるのですが



SNOY MDR-CD900ST 通称「赤帯」と呼ばれた

このヘッドホンを


世界中で使われている!」

世界中どこのスタジオにも置いてある!」

世界基準の音!」



みたいに言ってしまっている方がいるのです



世界広しと言えど、赤帯をこんなに使いまくってるのって



日本だけですよ



頑張って探せばもう1か国くらい見つかるかもしれませんが・・・

(テキトー😜)


CUBASEが国内シェアNo.1だけど

世界で見るとそこまででもないのと一緒くらい


いや


正直まだCUBASEの方が使われているイメージ



 

感性がガラパゴス化しがちな我々





それってあなたの感想ですよね?



他所は他所

日本の業界基準ならいいじゃん


と言われてしまえばそれまでなのですが



割と日本人の感覚ってガラパゴス化してます



しかも、それが世界的に見て少数派であり

特異な基準になりがちという自覚がない



自分たちの感覚が世界基準


と思っている方も少なくないのではないでしょうか?



 

例えば


・歌に不必要なくらいビブラートを入れまくる、かけまくる


・コードの数が多すぎる


・無駄に転調を入れる


・リズムが盆踊り



日本の楽曲でめちゃくちゃ見かける要素なのですが

これって割と日本独自の要素




ファッションとかでも


・顔の輪郭を隠すように髪の両サイドを伸ばす


・イラストが「目デカ」「鼻がゴマ粒」 宇宙人顔


・中世的な容姿=イケメン 幼い容姿=美人




という傾向が強いですが、これも割と日本独自

(韓国、中国はこれに近い感覚があると思う)



 

勿論、これらによって日本人特有の文化が生まれ

それが個性になっていて面白いとは思います



しかし

それを世界基準だと混同するのは違う



ということです



何と言いますか、すごく勿体ないんですよね


例えば西洋の文化がテーマの作品とかに使われているBGMが

あんまりにもこういった日本人の癖があると萎えるんです



変なところで勝負しちゃうと言うか



海外の映画で出てくる日本人が明らかに中国人

(もしくは韓国人)


日本の街がどうみても中華街だった



という感覚に近いモヤッとしたものを感じるのです



 

大分話が反れてしまいましたが

赤帯についても同じことが言えます


どう聴いても


「めっちゃ音が硬いうえに高音がキンキンしてる」

という特性の音を



「限りなくフラットな音」 とか

「世界の基準がこの音なんだ」


と誤認してしまうのはいかがなものかと


実際に日本の曲は

結構高音域がキツイ曲も多いですよ!



こういった所のせいで

音楽の幅が狭まっている可能性も感じます



とは言え、これも私の感想か。。




Comments


きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

bottom of page