嘘つくの止めてもらっていいですか?
半分冗談 半分本気の
本日のお題
たまにブログとかレビューの書き込みで見かけるのですが
SNOY MDR-CD900ST 通称「赤帯」と呼ばれた
このヘッドホンを
「世界中で使われている!」
「世界中どこのスタジオにも置いてある!」
「世界基準の音!」
みたいに言ってしまっている方がいるのです
世界広しと言えど、赤帯をこんなに使いまくってるのって
日本だけですよ
頑張って探せばもう1か国くらい見つかるかもしれませんが・・・
(テキトー😜)
CUBASEが国内シェアNo.1だけど
世界で見るとそこまででもないのと一緒くらい
いや
正直まだCUBASEの方が使われているイメージ
感性がガラパゴス化しがちな我々
それってあなたの感想ですよね?
他所は他所
日本の業界基準ならいいじゃん
と言われてしまえばそれまでなのですが
割と日本人の感覚ってガラパゴス化してます
しかも、それが世界的に見て少数派であり
特異な基準になりがちという自覚がない
自分たちの感覚が世界基準
と思っている方も少なくないのではないでしょうか?
例えば
・歌に不必要なくらいビブラートを入れまくる、かけまくる
・コードの数が多すぎる
・無駄に転調を入れる
・リズムが盆踊り
日本の楽曲でめちゃくちゃ見かける要素なのですが
これって割と日本独自の要素
ファッションとかでも
・顔の輪郭を隠すように髪の両サイドを伸ばす
・イラストが「目デカ」「鼻がゴマ粒」 宇宙人顔
・中世的な容姿=イケメン 幼い容姿=美人
という傾向が強いですが、これも割と日本独自
(韓国、中国はこれに近い感覚があると思う)
勿論、これらによって日本人特有の文化が生まれ
それが個性になっていて面白いとは思います
しかし
それを世界基準だと混同するのは違う
ということです
何と言いますか、すごく勿体ないんですよね
例えば西洋の文化がテーマの作品とかに使われているBGMが
あんまりにもこういった日本人の癖があると萎えるんです
変なところで勝負しちゃうと言うか
海外の映画で出てくる日本人が明らかに中国人
(もしくは韓国人)
日本の街がどうみても中華街だった
という感覚に近いモヤッとしたものを感じるのです
大分話が反れてしまいましたが
赤帯についても同じことが言えます
どう聴いても
「めっちゃ音が硬いうえに高音がキンキンしてる」
という特性の音を
「限りなくフラットな音」 とか
「世界の基準がこの音なんだ」
と誤認してしまうのはいかがなものかと
実際に日本の曲は
結構高音域がキツイ曲も多いですよ!
こういった所のせいで
音楽の幅が狭まっている可能性も感じます
とは言え、これも私の感想か。。
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