”タメシビキ”をタメシビキ?
去年から10月頃から続いて
未だ完全な収束が見えない
山口和也さん関連の炎上
一応のところ生配信での話し合いの結果
山口さんと生徒さんとで協力して
自体の収束を図ることで対応を進めているそうですが
どうも山口さん側の対応が遅く
連絡もなかなか来ない状況のようです
こうなってくると山口さん本人の
信用問題にもなってきますし
何より動画内で紹介している
機材の信憑性にも疑問がついてきます
そんな背景もあり
たまたまサウンドハウスの機材ページに
タメシビキ動画が添付されていたので
内容の確認し、データを取りながら
レビューをしてみました
最初に言っておきますと
少々辛口めに書きますが
あくまで私一個人の感想です
(嫌な方は見ないことを推奨)
↑こちらが今回私が視聴させて貰った動画です
Limetone Audio / JACKAL
という、所謂
Plexi系歪みペダルのレビュー動画
Plexi系というのは単なる歪みペダルではなく
昔のMarshallアンプの音を元に
もしくは再現した系統の総称です
特徴としては
エッジの効いた中音域〜高音域
極端にカットされた低音域
様々なメーカーから色々出ていますが
基本的にここら辺が共通してます
JACKALもPlexi系の
進化版みたいな歪みのようですね
で、早速動画を観てみて思ったのが
・ハムバッカーを使っているにも関わらず
妙に音がスカスカする
・音が硬すぎる気がする
・Metal Zoneの悪い部分が入ってる
みたいな印象を受けました
もちろん
アンプのセッティング
ペダルのセッティング
マイキング
などの要素もあるかとは思いますが
動画内のコメントのように
手放しに「使える音」とは
なかなか言えないなと・・・
(メーカーさんごめんなさい)
実際に他のPlexi系ペダルを試奏している
動画と聴き比べても
音の密度が全然違うなと
↑この動画内では合計7個の
Plexi系ペダルを弾き比べています
メーカーによって音に違いはありますが
明らかにもっと音が太いです
とまあ、単なる私の感想を言ってもしょうがないので
実際に動画内で流れているギタートーンを
アナライザーを使って解析してみました
↓こういうやつ
所謂EQの帯域がどうなっているかを目視できるソフト
私はPCで流れている音に対して常にONにしているので
YouTubeの音も目視することができます
で、これを使って双方の動画内の
ギタートーンの音を解析してみました
・タメシビキ(JACKAL)
いくつかスクショしてみましたがこんな感じ!
低音だけでなく中音域もごっそり抜け落ちていて
かなりキンキンした音になっています
最も、聴いた限り山口さんは
結構ピッキングが弱めなので
そこも音質に関係している可能性はあります
基本的に中音成分が少ないと
抜けの悪い音になりがちなので
個人的にはあまり良い音とは思いませんでした
動画内で山口さんは
「使える音」など絶賛するコメントが多いですが
私は個人的に疑問に感じます
少なくともこの動画に関して言えば
結構盛って話してるなと思います
次に海外チャンネルの
Plexi系ペダル動画を分析してみました
・海外チャンネル(Plexi系)
いかがでしょうか?
確かに低音はごっそり抜け落ちていますが
その分中音域もしっかり確保されています
音に存在感や密度を感じますね
JACKALの音がいかに偏っているか
かなりハッキリしました
勿論、この癖がある音が好き!
という方もいるとは思いますが。。
これは7個の中の一部だけのデータですが
基本的に似たような結果
ポイントは
元々ドンシャリ系のテレキャスで
このバランスの良い音を出していること
やはり既存のペダルは何だかんだ
競走を生き残った個体なので
相応に理由があるってところでしょうか!
コスト面も比べてみますと
・JACKAL 33,000円
・他のPlexiペダル 10,000~30,000円前後
う~ん、個人的にJACKALは高く感じます。。
海外チャンネルの方は値段の幅も広く
安いものからJACKALと同じくらいのものもあって
特に動画内で人気の高かったエレハモのペダルは
約12,000円とかなりお買い得のお値段!
動画を観た感じJACKALの音質は
BOSS Metal Zone技で代用できそうだったので
JACKALよりおすすめかなと思います!
(Metal Zone技 約19,000円)
やっぱりMetal Zoneは最強やったんや!!
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