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疲れていると逆に楽器が上手く弾ける?現象



たまに起きる現象!



楽器を演奏できる人なら

おそらく一度くらいは経験があるかもしれませんが...



体力全開!って時よりも

疲れ果ててる時に上手く弾ける



みたいな謎の現象が起きることがあります



「普段は弾けないようなフレーズが弾けた」

「いつも以上に体が自由に動く」



などなど!



特に楽器に少し慣れてきた辺りで

起きることが多いのではないでしょうか?


今回はこの謎現象について

少し分析してみました!


 


力について考える!



「そもそも演奏すること」について

根本的な所から考えてみますと



体の筋肉を効率よく使い

パフォーマンスに変換する



というプロセスが行われています



で、大抵の場合


「上手く演奏できない」

「上達しない」



といった問題は

このプロセスに誤りがあることが多いです



体に力を込めるということは


  1. 動作に必要ない部分にも伝達することがある

  2. 別の箇所の動きを阻害することもある



これらの”ノイズ”が存在するためですね



 


体力が全開と言うことは

力が余りに余っている状態ですので



良くも悪くも力を入れやすい状態



つまり、効率の良い力の使い方がわからなければ



動作に対する”ノイズ”部分にも

力を多めに注いでしまうことがあるのです



勿論その”ノイズ”を凌駕する力で

必要な所に力を注げばパフォーマンスは出来ますが


相応に無理が出てきたり

その”ノイズ”が文字通り音になって表れてしまいます



 

つまり


疲れ果てている時というのは

この状態の真逆のことが起きやすい状態




必要な部分への力が弱くなると同時に

”ノイズ”部分への力も弱くなります



ある意味過剰なまでの力が

リセットされているような状態です



更に言えば



疲れている時は

自然と体は楽な方へと向かうため


適切な所に力を集中しやすくなります



結果的に体の自由度が増して

より高いパフォーマンスを発揮することに繋がります



もっとも


本当に上手い方はこの感覚を

どんなコンディションでもある程度発揮できるんですけどね



 

そんなわけで、昭和のノリ


「ぶっ倒れるまで練習しろ!」


みたいなことを言うつもりはありませんが


敢えて疲れている時に少~し楽器を触ってみると

思わぬ発見が得られるかもしれません!



もっとも、疲れ果てている時は

頭もうまく回らないので


「体は動くが頭が追い付かない」

みたいな自体にはなるかもですが(汗



もし機会があればお試しあれ!!






きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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