危険なものも潜んでいる
カラオケに始まる歌ってみた動画に至るまで
大抵の人は歌うことが大好き!
歌が大好きで
それを仕事にしてみたい
という人も少なくなく
私も何人か出会ってきました
今となっては
セルフプロデュースである程度のことができてしまうので
どこかにサポートしてもらう必要性も低くなっていますが
今だにどこかの事務所のサポートがあれば
チャンスが広がることは変わりません
しかしながら
割と悪質な事務所とか
個人がお金目当てで網を張ってる
みたいなことも非常に多いです
過去にも記事にしましたが
今回はオーディションの内容の方から
多額のお金を請求される前に
「ちょっとここヤバいかも」
と判断できそうな要素を書いてみたいと思います!
怪しい募集要項とは?
まずはそもそもの問題として
怪しい募集 と そうでない募集の違い
これについて考えてみたいと思います!
募集内容は事務所や人によって異なりますので
決められたものはないのですが・・・
基本的に応募者の都合が
良いようにできている
これが共通していることだと思います
本来なら事務所側の都合(利益)と
応募者側の都合が合致して初めて
契約が結ばれますからね
明らかに都合が良すぎることが書いてあったり
応募者側の敷居が極端に低い場合は
それ相応の事務所側のメリットがある前提である
と考えておきましょう
例えばよくあるのが
テキトーにそこら辺で
アカペラで歌った動画を提出してOK
みたいな審査を実施しているなら
結構な確率で怪しいです
アカペラ自体が悪いことだとは言いません
「どんな歌声なのかよりわかりやすくするため」
という意見もあるかとは思いますが
それは本当の意味でアカペラの能力がある前提
伴奏がなくてもリズムがしっかり刻めている
ピッチの正確性が高い
こういった「伴奏がなくても成立する能力」を持っている人が
アカペラを行うのが本来なのですが
多くの単なる歌好きな人は
しっかり伴奏に合わせて歌唱できない
相対的に音程を感じ取れていない
リズムが甘い
などの理由の免罪符としてアカペラをしている人は多いです
こう言った音楽の基礎ができていない人にとって
伴奏を用意しなくていいというのは
準備の手間が不要
歌の荒が目立たない
簡単な演奏スキルもなくてOK
という点で非常に都合が良い条件となっています
でも
編集されたような音源からじゃ
その人の本来の歌唱力がわからないじゃん!!
という意見もあるでしょう
その意見自体は間違いではないのですが
正直ちゃんと音楽のスキルがある人が完成された音源を聴いても
大体どのくらい編集に頼っているか
元々の素質がどんなものか
といったことの予想がついたりします
そもそも近年のアーティストは編集込みであることが多いので
編集込みで実力を見ることもあります
むしろ完成された音源を提出できるということは
レコーディングの知識、経験がある証明になるので
むしろプラスに働くこともあるでしょう
音楽以外の所の条件が雑
未経験者OK!
年齢制限が異様に幅広い
顔出しNGでもOK
こんな感じに音楽以外の審査基準が
異様に低すぎる案件
もちろん余程の逸材であったり
既に多くの知名度を持っているのなら話は別ですが
果たしてこんな雑な商品が
市場価値を埋めるのか?
一般的に支持されているアーティストは
そんなどこにでもあるような素材なのか?
こうした市場価値としての視点から見ると
「明らかに売れるのもを探している」という名目の
オーディションではないとわかるはずです
「売れるものを探していない」のなら
商品を売ること以外で儲けを考えていると
推測してもいいでしょう
まとめ
アカペラ動画で審査OK
応募者に都合の良すぎる条件全般
こういった募集を見かけたら
基本的に疑ってかかった方がいいでしょう!
勿論大抵の場合はクーリングオフも適用されますが
トラブルは少ない方がいいですからね
警戒心もしっかり持って
音楽活動しましょう!!
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