販売はいかん
つい先日ちょっと世間を賑やかした
AIイラストの規制について記者会見まで行ったものの
実は自分が勝手に二次創作品を販売していた件
正直なところこれは・・・
とニュースを見て思ってしまいました(汗
そもそも二次創作品を作り
それを販売することは普通にアウト
世間ではグレーと言われていますが
実際には実質的な摘発などにかかる
手間や費用を考えて見過ごしているだけで
やっていることは普通に違法行為です
作品への愛があるとかは
ハッキリ言ってどうでもいいのです
個人で絵を真似て描いたりして
楽しむ分にはある程度自由ですけど...
AIの学習は権利侵害である
と著作権について訴えている人が
そもそも権利侵害をして収益を得ていた
という何とも言えない事件でした
今回の件で問題なのは
他人の創作物で収益を得ていることもそうですが
性的なコンテンツとして販売していること
つまり、元々の漫画にはそういった描写はないのに
勝手に原作のイメージを
崩すような行為をしてしまっている
個人的にこれは作品への
リスペクトも愛もない行為であると思います
作品によっては評判を下げる行為ですし
作者の本意でもないことが多いです
もし何も知らない人が目にして
「この作品ってそういうのなんだ」
みたいなイメージを
持たれてしまう危険があるということ
もちろん、元々そういったコンテンツなら
問題はありませんけどね
全ての人がそうとは言いませんが
AIに反対している人が
著作権に対する認識が甘い
技術があれば改変をしてもいい
なんてイメージを
持ってしまった人もいるかと思います
AIの問題は議論すべきですが
それと同時に今まで見過ごしてきた
二次創作に関しても議論すべきかなと
音楽界隈では
音楽もちょこちょこAI制作の曲が出てきて
同じく権利関係の問題はいずれ出てくるでしょう
そんなことを考えてみると
やっぱりJASRACの存在はデカイ
と思わずにはいられません
JASRACに思うところがある方もいるかもですが
一旦は置いときましょうw
何と言いますか、失礼ながら
音楽業界では今回のような
ツッコミどころ満載な出来事ってほぼないと思います
というのも
そこまで著作権に詳しくない人でも
「音楽の権利関係って厳しそう」
みたいなイメージを持っている人は
少なくないと思います
それもこれもJASRACが厳しく管理して
業界内で自浄作用がある程度働いているから
その為、イラストの権利問題よりも
音楽の権利問題の方が問題視されやすいと思います
結局のところ
今までアウトをグレーとして扱って
権利関係について深く考えてこなかった
業界全体に自浄作用がなかった
こういった問題が以前から存在していて
それが画像生成AIの登場とともに
明るみになってきた
という印象があります
今回の不祥事は
それを顕著に表していたと思います
この際だから
AIも二次創作も一緒に
見直しが必要かもしれませんね!
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