ギターの奏法 構造 共に革命を起こした
伝説的ギタリスト Allan Holdsworth
どうも! 霧切酢です!!
今回はギター界に革命を起こしたとも言えるギタリスト
Allan Holdsworth氏
彼と、彼が生前語っていたヘッドレスギターの利点について
語っていきたいと思います!
あんまりジャズとかに興味がない人でも
かなり学べることは多いですよ!
Allan Holdsworthとは?
ジャズ・フュージョン界のギタリストかつ
非常に独創的な楽曲を奏でるギタリスト!!
彼によってギターの常識が更新された部分も多いのです
例えば今となっては珍しくない
薄く平たいギターのネック
これを採用し出したのもAllan Holdsworthとも言われています
昔はそれこそ ストラトやレスポールといった
太めのネックが主流でしたからね
演奏性、運指の自由度を見直していったため
より効率の良いギターを求めていったのだと思われます
また、ジャズ系のギタリストにしては珍しく
ライン接続特有の冷たいサウンドを好み
その冷たさを活用したフレーズも多用していました
バッキングのトーンなどは顕著にその味が出ていて
とても美しいトーンを奏でています
更にライヴ中でエフェクターを使うときは
手を使って押していたりと何かと拘りの強いお方!
ヴォイシング・ハーモニーの発展
Allan Holdsworthを語る上で欠かせないことの1つが
独特なヴォイシングやハーモニーの使い方!
これはコードを弾く時がわかりやすいですね😉
ギターの場合、通常コードを押さえようとすると
”決まったコードフォーム”をとる
というのが一般的かと思います
これらは音の響きというよりは
ギターという楽器の構造上
ポジションの押さえやすさを考慮した形になっています
しかし
Holdsworth氏はこれを見直して
ピアノなどで使っているコードの音の並びを
ギターで再現する
という手法を使い
既存のコードでは得られない美しい響きを奏でています
当然ながらコードフォームはなかなかに複雑!
ある程度手が大きくないと押さえることが困難な
コードフォームも珍しくありません😅
Holdsworth氏はギター以外の楽器もよく演奏していたそうで
そういった経験から独自のスタイルを確立していったようです
この柔軟な発想こそ
Allan Holdsworthの最大の武器よ言えますね!
さて、ここまででも十分に素晴らしいのですが。。
Holdsworth氏の更に凄いところは
リードパートでめっちゃ冒険しまくってること(笑
美しい音色のバッキングとは対照的に
リードパートでは独自の解釈のスケールや
リハーモナイズをバンバンぶち込みます!
パッと聞いた限りでは
「これ音外してるんじゃない?」
と思ってしまうような
スリリングなフレーズの応酬を楽しめます
ヘッドレスギターの利点を語る
さて、ここまでご紹介したとおり
Holdsworth氏はガチガチの効率主義であり
その分析力もあって、常に機材の進歩についても
関心を示していました
より運指や演奏の自由度を重視するために
ギター本体にも相応のスペックを求めていることがわかります
そんな彼だからこそ見えてくる
なぜヘッドレスギターを愛用するのか
本当に弾きやすい、良いギターとは何か
という意見を聞けるということは
相当価値が高いことだと思います!
まとめ
・Allan Holdsworthは常にギター、音楽そのものを進歩させてきた
・より自由度の高い演奏を可能にすることを重視している
・彼の情報は音楽界隈の宝!
歴代にギターヒーローのような
アイドル的なギタリストは何人もいましたが
この人ほど職人気質で、革新的で
前衛的なギタリストはいなかったのではないでしょうか
というより私自身も
彼の影響でヘッドレスギターに関心を持つことになりました😅
みなさんも彼の前衛的な思考を参考にしてみては?
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