クセの強い?アンシミュAudio Assault "ReAmp Studio"をレビューしてみた
更新日:3月7日

一口にアンシミュと言っても
メーカーによって音の傾向が全く違う!
エレキギターの醍醐味ですねー!
今回はちょいクセが強めのアンシミュ
Audio Assault "ReAmp Studio"
こちらをレビューしてみました!
扱い方は少々難易度高めですが
使いこなせるようになると様々な音が出せますよ!
引用: ReAmp Studio
Audio Assaultのおさらい

過去にも少しご紹介しましたが
ギター系のプラグイン、IRデータに力を入れているメーカー
何といっても
全体的に製品の値段がかなり安いです
製品の種類も豊富なので
上手く的を絞ればかなり費用を抑えることも可能
無料で配布してくれるアンシミュ、IRデータもあるので
予算に余裕がない方やお試しで使ってみたい人にピッタリなメーカー!
最初からガッチリと造り込まれた音で勝負するのが
Neural DSPなら
”色々な素材を組み合わせてカスタムして遊ぶ”
みたいなイメージのあるメーカーです
私はここのメーカーのIRデータをいくつか持っていますが
Kemperとの相性もなかなかいいですよ!
引用: Audio Assault

さてさて、前置きもほどほどに早速レビュー!
まず何といっても
めちゃくちゃ音作りの幅が広い・・・😅
Audio assaultらしい気前の良さですね!
慣れるまでは少し難しいですが
慣れると結構色んな音が作れますよ!
しかもしかも・・・
お値段が約日本円で2,500円前後
相変わらずここのメーカーのコスパの良さは
驚きですねー!
AMP
まずはここでアンプヘッドを選びます

購入した時にそのまま入っている音源
CATEGORY内にそれぞれの音色に合わせたアンプが
こんな感じにズラ~っと並んでいます
ただ、個人的に言わせてもらうと
このAMPどれを選んでもそこまで大きな音色の変化はなく
全体的にゲイン強め
クリーンの項目を選んでも
結構歪んじゃってるアンプもあります
クランチもファンクなどで使うクリーンの強化版ではなく
弱めのハイゲインみたいな音が多いです
ゲイン0にしても歪みますから
マジで激歪ですよ・・・
因みにMasterボリュームをMAXにすると歪も上がるので
真のMasterボリュームは右上の"OUT"
あまり歪ませたくない時は右上のOUTを上げて
GAINとMasterを下げ気味にするとOK
ここら辺が個人的に
この製品のクセが強いと感じた理由
まあ、どちらかと言えば後述するCABの方が
音色を左右するので本領はそこまら、ということでしょう
低価格でここまでの音源がバンドルされてるプラグインは
なかなかありませんね!
CAB
次にここでキャビを選びます

ぶっちゃけたところ
この項目で音の8割くらいは決まります
2種類のキャビを混ぜて音を作っていくのが基本
ハイカット・ローカット
位相反転スイッチ
などが常備されているのが嬉しいです
因みに上の画像では「Angel_48khz」という項目がありますが
これは私が別のメーカーで購入したものなのでこれには入っていません
それ以外の項目が最初から入っているデータになるのですが
上2つのフォルダに内蔵されたデータ量が
ものすんごい多いです
一番上のフォルダ「RAW IRs」には
AMPに使われているキャビがびっしりと
2番目のフォルダ「Fiex Cabs」には
3つのカテゴリー別フォルダにそれぞれの大量のデータが入っています
これらのデータの組み合わせによって
かなり独特な音を作り出すことも可能です!
内蔵エフェクト

エレキギターの醍醐味「エフェクター」!
勿論このプラグインにもいくつか常備されています
STOMP

STOMP(海外でのエフェクターの意)項目にて
エフェクターを選ぶことが出来ます
なんとなくBOSS、IBANEZ辺りのメーカーを
モデルにしたような製品が多いです
よりギター的なエフェクトを加えることができるので
DAW付属のエフェクトよりもギター向けかもしれません
まあ、全体的に歪みが多い
ただでさえ何もしてなくても激歪なのに
ここから更に歪ませてどこに向かうのだろうか?
まあ、アンプ側の歪みを絞って(出来たらの話)
別の質感の歪みを加えることで