音質による限界点
手軽に録音が出来るようになったからこそわかる
音質の良いものとの差!
低品質も高品質も自宅で手に入りやすいので
場合によっては品質が混在するケースもあります
で、どちらか一方に偏っていれば割と問題はないのですが
品質が混在していて尚且つ
その差が大きいと色々と問題が出てきます
よくありがちなのが
伴奏はしっかりした音質のもの
歌はスマホ録音
みたいなケースですね
歌のパートだけ音質がやたら悪い状態で
他のパートと合わせる
スマホ録音も進化したとは言え
ちゃんとした素材と比べると結構差は大きいです
私も依頼の中で何回かあるのですが
音質の異なるデータを同時に鳴らすと
フェーダーではわからない差がよくわかります
スマホ録音とかの低音質の素材は
どれだけ音量を上げても根本的に小さく
しっかり収録された素材は
少しの音量でも存在感が強いです
内包された情報量が違う、みたいな感覚に近くて
パワー負けしてしまうみたいに
音量を上げても抜けてこない
db(デシベル)ではしっかり音量上げているんですけど
聴感上限界がきてそれ以上上がらなくなるんです
特にボーカルのようにセンターに来る素材は
その楽曲全体に及ぼす影響が大きいので
歌の品質=楽曲の品質になることも多いです
で、何とか目立たせるためには
他の素材を相応に下げるしかありません
そうすると変にボーカルと伴奏に距離感が出てしまって
バランスの悪い音源に聞こえてしまったりもします
まあ、結局のところ
質=金 ってことですね(笑
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