『ドラムを聴きながら演奏する』をわかってない人が大半説
- 霧切酢
- 7 日前
- 読了時間: 3分

クリックじゃないよ
バンド練習はしっかり
ドラムを聞いて弾くべし
こんな話は一度くらい
耳にしたことがあるでしょうけど
本当の意味でドラムを聴きながら
演奏する意味がわかっているか
ここがたまに気になることがあります
なんだか一番多い例で言えば
クリック(メトロノーム)の
代用品として扱っている
ここで止まってるケースが
かなり多いことでしょうか
決して間違いとも言い切れませんけど!
そもそもの話なんですけど
アンサンブルにおいて
確かにドラムはリズムの指標にはなるんですけど
カウントは各自それぞれが
自分の中でしっかりと測りながら
最終的に確認するくらいで
ドラムのリズムを聴く
こうしないと各々の演奏が
ドラムに寄りかかったみたいな
不安定なものになってしまいます
すごく難しい話なんですけどね(笑
少なくともプロの方は
この考えが基本になってます
ドラマーにはクリックのような
正確さは求められるんですけど
他のプレイヤーは良くも悪くも
クリックと認識しすぎないこと
これが大事と言うわけですね
じゃあドラムをよく聴くって
どう言うことなのか?
このお題に返ってくるわけですけど
そのまんまの意味で
どう言うフレーズを叩いているか

キックのタイミング
ハイハットの強弱
歌に対するアプローチ
ゴーストノート
他の音程楽器同様
楽曲に対してどうアプローチしてるか
こう言ったところを聴きながら
それに合わせるって感じです
ドラマーがしっかりしていて
上記の要素を鍛えているのなら
アンサンブル全体に
まとまりが出てくるのはもちろん
ドラムと相性が良い演奏をするだけで
ギターもベースも歌も
ドラムの持っている音圧、パワーに
後押しされる形で強化されます
これがいわゆるグルーヴを利用して
アンサンブルを作る感覚です
録音とかしたらめっちゃこれ
ハッキリ出て来ますよ
では
ドラムと相性の良い演奏を行うにあたって
何が必要となってくるのか?
ドラムの音圧や質感に合わさるような
ピッキングになってきます
最近ショート動画でも紹介した
ベースを使った大袈裟めの例とかですね
つまり
ギタリストがよくやってしまう
楽器の共鳴が足りてなくて
ぬるっとしたピッキングだと
ドラムの奏法のごく一部にしか
対応できない状態になるんです
すごく力のない8ビートしか
叩けないドラマーって困りますよね?
それの逆転現象が起きてしまうわけです
ベースは特にここが露呈しやすいので
ピッキングを重視されるんですね
まず共鳴がしっかりできたピッキングを
習得する
それを元にダイナミクスをつけて
ドラムやアンサンブルに合わせる
こうするだけで楽曲のクオリティは
一気に上がります
多分海外の著名なバンドとかも
大抵これができているのではないかと
ドラムの聞き方がクリックの代用品に
なってしまっていないか
見直してみてもいいかもですよ!
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