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とあるCMソングの作詞をした時の話



目的のための歌詞





自身で作った曲にも作詞をするため

作詞の依頼も受け付けているのですが


今回はとある会社の20秒くらいの

ラジオCMソングの作詞を担当した時のお話!



別にトラブルがあったというわけではありませんが


広告物として依頼される場合には

作詞だけではどうにもならない部分もある



と感じた事がありました



 



あまり詳しいことを書くわけにはいかないのですが

とある不動産の会社さんの歌の作詞作業でした



で、要望が某企業のCMソングに近いもの



そのCMソングは


  • シンプル

  • 穏やか

  • 聴き心地が良い



という秀逸なものなのですが



とにかくクライアントさんが

組み込みたい要望が多い



ということで少々手間取った経緯がありました



 




広告物といっても色々あるのですが

過去にもCMソング制作に携わった経験から



広告物はとにかくわかりやすさ第一



何を持ってもまずはこれ



発信者側の「これを伝えたい、推したい」

という気持ちが出過ぎるのも良くない場合があります



所謂足し算形式でドンドン内容が膨れ上がり

聞き取り手がわかりにくくなってしまうケースですね






イメージ元の歌詞が


  1. 基本的に自社提供サービスの魅力をアピール

  2. 最後に社名を出す



というシンプルさ



クライアントの要望は


  1. 会社の理念

  2. 会社の概要

  3. キャッチコピーの説明

  4. 提供サービスの魅力



という、とにかく内容が多い



更に後から「もっとストーリー要素を入れたい」

とも言い出しましたw



当然ながら20秒もない尺でこんな詰め込まれても


聞き手側が困るわけです(笑



結局のところ私の方がある程度抜粋し

まとめて歌詞を作り上げたのですが



そもそもキャッチコピーとか


作詞の前段階で話し合いに参加できないと

作詞にも限界があるなあと



情報が多いものを好む日本人の

陥りがちなミスかもしれませんね



 


勿論音楽のことや歌詞の専門的なことについては

クライアントは門外漢


わからない事があるのも当然ですが



  • 広告として必要なものは何か

  • 何故キャッチコピーが求められるのか



ここら辺は意識する事ができるのではないか?

と感じた案件でした(笑




きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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