コンプでノイズが発生する仕組みを知れば、一歩先の音作りが待ってるかも?
- 霧切酢
- 6月16日
- 読了時間: 3分

正しくか"可視化"?
個人的にも大好きなエフェクトの1つ
Compressor
一部のギタリストの間では
弱い音をサポートする
楽をするために使用する
こんな誤解も広まってしまった
不遇なペダルとも言えます・・・

そんなコンプが抱える
もう一つの問題として
ノイズが発生しやすい
これをよく聞くと思いますが
個人的にこの
コンプを使うとノイズが出る
という現象、仕組みは
実は重要なことだと思ってます
特にDTMとかやってる人だと
結構大事かもしれません
そもそもギターってマイクみたいなもんで
必然的に余計な音も微量に拾いますし
どうしてもノイズが発生するもの
高品質なギターもあくまで
ノイズが抑えられるというだけで
微量ながら入ってます
とはいえ
質の良いギターかつクリーントーンなら
本当に微々たるものなので
イメージ的に
ギター9:ノイズ1
みたいな感じ(大袈裟かも)
ちなみに実際に演奏するときは
ギターの音の方が圧倒的に大きいので
掻き消されて目立ちません

しかし
そこでコンプを使うとどうなるか?

以前の別の記事でも説明しましたが
コンプは音を持ち上げるというより
音を潰して圧縮する
大きすぎる音を潰して
ダイナミクスの幅を狭めます
つまり
元々ギターの音をピッキングで
最大9まで出せていたところを
7とか6まで抑えてしまうんです
その結果
ギター9:ノイズ1から
ギター7;ノイズ3
ギター6:ノイズ4
みたいな具合に
ギターとノイズの音量差が
狭まってしまうんです
まあ結果的に
ノイズの音量が上がった
こう言えなくもないですが(笑
でも考えてみてください
しっかりした9までの音量を
出せる人はいいですけど
最大で6が限界
たまに4とか5になる人に
コンプを使うとどうなるか
まあ考えるまでもないですね
で
結局この記事で何が言いたかったかというと
結局音質を手っ取り早く
上げる方法って
デカくてしっかりした音を出すこと
うるさい音ではなく
太い音を出すこと
これに尽きるんです
しっかりしたダイナミクスを持って
演奏することで
細かなノイズはかき消せますし
録音やライヴでマイクで音を拾う時も
同様にノイズに打ち勝てる

ぶっちゃけたこと言っちゃいますと
コンプって録音、ライヴPでも
普通に使われる機材なんですよ
というか音源にするなら
最終的にトラック全体に
圧縮かけますからね
じゃあしっかり音が出せていない
演奏やトラックはどうなるのか?
最終的な圧縮で起きることを想定し
不用意にノイズと共にギターや楽器の
必要な成分諸共削ぎ落としてしまったら
どうなってしまうのか
ここを意識するだけで
一歩進んだ音作りができますよ!!
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