top of page

デジタル機材に『諦め』は必要

ree


便利さとデメリット




デジタルはどこまで行っても

デジタルである



BOSSの最新作PX-1販売から

更に注目度が高まっているデジタル機材



手軽かつ費用も安く済むことも多く

ここ最近の発展は目覚ましいですね


Kemperなんかが登場した時なんかは

それはそれはちょっとした騒ぎでした


ree


でもね


どんなに技術が進んでも

どんなにリアルになっても



別物を限りなく本物に近づけたもの



この認識は持っておいた方がいいです


いい意味でも悪い意味でも!



物理的にデジタルと実機は異なる存在ですし


多くのデジタル機材は

実機の代用品としての位置付けが


ほとんどですからね



本来全く別物だったのに

同列に扱おうとするから齟齬が出る


そんなケースも少なくないでしょう



新作のHELIXにしろ

BOSS PX-1にしろ



デジタル機材を使う際には

ある種の諦めって大事なんです



別に悪い意味ではなく


デジタルそのものを受け入れると言いますか


必要以上に実機を再現したい!

実機と全く同じ音を出したい!



こういうふうに期待しすぎてしまう


デジタル機材を購入する理由すら

わからなくなってしまうんです



ree


例えば先日の配信にて

自分はPX-1に厳しめの評価を出しましたけど


音質自体はデジタルの要素含めて

高いものだと思います



実機では出せない

コンプ感だとか音の均一感



こういった要素って

デジタル機材ならではの醍醐味ですよね


PX-1は実機の再現を売り文句にしてますが


実機の要素にデジタルの属性を足して

オリジナルのペダルに仕上げてる



こういう考え方もできると思います


だからこそ



今後いろいろな実機を再現した

デジタル機材が出てきたとしても


デジタルの音そのものを

楽しむくらいの気持ち



ある種の『諦め』があった方が

新たな可能性は見出せると思います



そんなわけで先日購入したPX-1も



もしかすると完全なる

ヴィンテージBOSSペダルのクローン


こう認識するよりも



デジタル技術で新たなに構成された

ヴィンテージのリメイク



こんな認識でいた方が

納得しやすいかもしれません


特に空間系、MOD系はこの恩恵を

強く受けてると思いますしね



それにどこまでお金を出すか


実機よりもデジタルを選ぶのか



判断基準にしてみてもいいかもですね!



コメント


きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

bottom of page