久々の大型地震
日本に住んでいてどうしても避けられないこと
日本は地震大国である
ということ
日本は地形的にも地震が多発しやすい国であり
大型地震は定期的にやってくる運命にあります
また、1つ大きな地震が来ると
それに釣られて他の地震が発生しやすくなるとも
昔聞いた覚えがあります
また、周期的に大型地震は
街が復興して人々の記憶が
薄らいだ時期にやってくるとも言われています
実を言うと私も幼少期の頃
とある震災を体験した世代です
その当時のは今とはことなり
SNSも未発達
通信手段は主に電話
そんな時代でしたので
親族や友人の安否を
すぐさま確認が出来ない状態でした
情報も入ってこないのでみんな混乱状態
震災によってインフラが切断されると
外界の様子がまるでわからない
今日からどうやって
生活していけばいいかも分からない
そんな状況に突如放り込まれます
とにかく生活に必要な水を確保したり
親族の安否を直接確認しに行ったりなど
親は大忙しでした
家の中の物は勿論
一歩外を出れば道路はひび割れ
建物は傾き
見慣れた光景が一瞬にして
別世界に変わってしまったようでした
中には火事場泥棒をしていた人もいたようです
私の地域は無事でしたが
特に火災の原因となるのは古い木造建築が
多い地域は火事も多かったです
しばらくして電気などが復旧すると
今回の全容が少しずつ見えてきたのですが
今までの色々な当たり前が
当たり前ではない
ということを見せつけられたようでした
また、それは私個人に限らず
周りの空気感もそのようになっていき
それ以降色々と意識と言うか
生活の基準が変わっていった記憶があります
学校の授業でも
私の世代からは特に
防災や避難訓練は力を入れていたと思います
ちなみに私の小学校では
クラスの担任の人が当時の出来事をまとめた
冊子を作成して配布してくれましたが
ニュースなどでは報道されない
「人一人の命」についてもよく書かれていた記憶があります
報道では犠牲者○○人と言っていても
その数だけ人生の積み重ねがあります
文字だけでは本当に起きた悲劇は
わからないんです
今回の大地震についても
報道だけではわからないことは多いと思います
私が被災した時期よりも今の方が
インフラ、建造技術など発展していて
地震を想定した造りも多くなってきています
それでも防ぎようのない事態はありますし
日本に住んでいる以上皆覚悟しなければならない
そんなことを改めて実感させられる
新年となりましたね
で、ここで個人的に思うのは
勝手に陰謀論を唱えるだとか
面白半分で被災地に行くとか
そういったことはやめた方がいい
被災した側からしたら
怒りしか沸かないですからね
犠牲になった人の数だけ
人生の歴史があり、悲しみがあります
それを蔑ろにすることだけはやめましょう!
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