伏線?
ヒット作の映画が出れば必ずやってくる
様々な考察!
例に漏れず本作の「ゴジラ-1.0」にも
色々と考察系動画が出ているようですね
特に
ラストシーンの痣
ゴジラの目的
などが考察対象にあがりがちのようです
で、ちゃんと考察動画を見たわけでは無いのですが
「ちょっとそれは違うんじゃ?」と
思った点もあったのでまとめてみました!
(一応ある程度内容を伏せながら書きます)
とある人物の痣
一番上がる話題がこれですかね
ネタバレになるので詳細は省きますが
とある人物と主人公が病院で出会うのですが
その人物の痣が動く
という描写がありました
この不可思議な現象が注目され
「重要な伏線では?」という意見が出ています
私が見かけた説では
「痣の持ち主はゴジラ細胞に感染していて
それが同じくゴジラ細胞を持つ主人公と共鳴した」
「後にゴジラ(もしくは怪物)に変貌する」
といった説です
まあ流石にそれは無いかと(笑
もちろん可能性は否定しませんけど
そこまでオカルトな話でもなかったので・・・
シン・ゴジラなら群衆化する伏線があったので
そういった可能性はありえますけどね
-1.0ゴジラは再生能力はありましたけど
あくまで1個体のみの活動
分裂とかの能力や異常な進化などは
描写されてませんので
で、私の見解としては
被爆者の暗喩
ストレートにこれでいいのでは無いかと思います
そもそも痣って色んなことが原因で出来るので
打撲だったり
火傷だったり
湿疹だったり
色んな可能性があります
病院に運ばれた経緯から
上記の何かしらは受けていると考えられますから
そういった通常の怪我ではないと
視覚的にわかりやすく表現しただけでは無いかと
痣の持ち主はゴジラの熱線の影響で
運び込まれることとなりました
そしてその熱線を受けた場所は
放射能で溢れていたと言われているので
おそらく放射能の影響を強く受けてしまった
そしてその影響は現在も進行中で
今後後遺症が残ることを暗示しているのでは無いかと
過去の清算をしてこれからの道標は見出したけれど
その代償は大きく残っている
まさに0からのスタートではなく
「-1.0」からのスタートというわけですね
現実でも核の脅威や爪痕は残っているので
それと向き合っていかなければならない
という意味もあるのかもしれません
もう一つ、今回のゴジラの目的ですけど
単純に怒りとかで
そこまで深い意味はないのではと
(テキトーですんませんw)
神の怒りに触れたみたいな(笑
今回のゴジラの役目は
戦争や核が残した負の遺産
人類に試練を与える
といった神様的な役割であるので
そこまで設定を考えていたかどうか・・・
あえてゴジラに明確な意思を
持たせなかったのかもしれません
神様は恩恵も破壊もどちらももたらすものって
立ち位置だった気もしますね
この映画は良くも悪くもゴジラによって
日本は本当の意味で立ち直るキッカケを
神殺しという過程を経て恩恵を受けていますが
同時に膨大な犠牲や痛みを受けました
ここら辺の理不尽さが神様っぽいですね
シン・ゴジラも同様に「神」と呼ばれていましたが
あちらは種族的なものを指した表現のように感じます
現存する生物の頂点であり
新たな生命体=神
みたいな
描写的にも随所に生物らしさを細かく描いていたので
あくまで生物の頂点的な神って印象でした
更に言えば人間の意志が強く反映されていましたので
明確な憎悪も感じられました
対して「-1.0」ゴジラは核の申し子であると同時に
神族的な立ち位置に近い気がします
細かい理屈やロジックは抜きに
こういう超常的な存在だ
みたいな(笑
私たちが普段認識している
神や仏に近い感じでしょうか
シン・ゴジラとの真逆がコンセプトなら
神としての表現もまた異なっているでしょう
そんなわけで
言うほどそこまで深い伏線とかは
用意してないんじゃね?と思いました
割とストレートにみた方が楽しいのかもですね!
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