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グロウル(デスボイス)は結構ガッツリコンプかけて録音してもOK?

更新日:2023年7月2日




セオリーから外れてもいい?



ボーカルの録音において

本人の実力を高めることは当然として



コンプの設定は重要!



まあコンプに限らずEQも大切ですが!



本来なら如何に聴感上心地よく

自然な歌声に聞かせられるかのために使用しますが



グロウル系はちょっとオーバー

コンプの掛け方をしてもいいのでは?


と、実際に自分で収録してみて感じました





 


グロウル系の録音事情



これは実際に録音してみた経験がないと

イメージがつきにくいかもしれませんが



迫力のある叫び声を収録するのは

意外と難しかったりします



実際にスタジオとかライブでも

グロウルを使用している人は大抵


マイクを手で覆ってわざと若干音割れさせて

声に迫力をつけているくらい



実はグロウル系ってそのままの音だけでは

イマイチパワーが感じられないんです



 

まあ、そんな事情があったりするので


普通のボーカルを録音する要領でコンプをかけて録音しても

迫力のある音にはなりにくいです



どちらかというとベースのスラップと同じで


そこまで音量差の抑揚が必要ないといいますか

コンプで潰れたくらいの方が良かったりします



あと、最近は比較的クリアな音質で

収録していることも多いですが



あえてコンプで若干歪ませた音も

割と相性が良かったりしますよ!




 

これは昔の実体験ですが...


私がやっていたバンドで

レコーディングを行った時のこと!



私のバンドは結構叫び声とかも入れていたので

レコーディングでも収録したのですが



確かに綺麗に収録はできていたのですが

なんか迫力がなかったんです



奥に引っ込んだ感じと言いますか

迫ってくるようなパワーがないんです


勿論ボーカルの声量は申し分なく

マイクなしでもかなり声が響くレベル



ボーカルの歌唱には問題ないから

「なんでなのかな〜」


とずっと疑問に思ってましたが

多分原因はコンプにあったのだと思います





 




これは先日私が制作した

リフレクションフィルターの効果についての動画なのですが


検証の際に録音したグロウルは

かなりきつめにコンプかけて録音しました



ちょうどボーカルトラックのみのデータなので

声の質感などがわかりやすいかと


聴いて分かります通り

ガッチガチにコンプかけて音を平らにしています



通常の歌なら細かい歌のニュアンスを残すため

コンプはナチュラルめにかけてあげるのがセオリーですが



グロウル系にとっては逆にそれがタブー

やりすぎかも!くらいが丁度よかったりします



おそらくですが、これは



グロウル自体が一度発声したら

音量の変更が利かない


直線的な声になりがち



などの特性を持っているからかと思います



グロウル系は音量差の抑揚

グルーヴ感を作る必要はないですからね




 

さて!今回は割とニッチなテーマでしたが...


グロウルの録音のコツ

コンプの使い方についてでした!


多分ですけどグロウルをそのまま歌唱しただけだと

そこまで声に迫力出ない


ということを知らないエンジニアの方が

多かったのではないかと思います



とはいえ、今は昔に比べるとちょっとした

ポップスなんかでも見かけるようになってますので


記憶の片隅に置いておいてもいいかと!



もしもグロウルを録音する、編集する機会があれば

ぜひ意識してみてくださいー!!



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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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