実機のアンプを触る経験値は必要か?
- 霧切酢

- 7月26日
- 読了時間: 2分

ギターの定番の変化?
エレキギターと言えば!
でっかいスタックアンプ
真空管の歪み
真空管の潰れた質感
これで轟音出すのが
ロックギターさ!
そんな時代が長く続きましたが
ここ最近はそうでもないのかな?
と言うのを感じます
安くて高性能なamp Simの登場
安いどころか質の良い
無料のPlugin Amp Simの登場
こんな便利機材が続々登場していることに加え
最近のモダンな音って
アンプっぽさが薄い音
特に真空管の要素が薄いものが
好まれてる気もします
それこそPlugin Ampの
Tim Henson Xみたいな音とか

わかりやすくモダンな音って印象ですよね
Djent、CHUGあたりから
その傾向を感じてはいましたが
最近の流行りのギターって
輪郭がハッキリしてる
音の立ち上がりが速い
こう言ったものが好まれる気がします
ちょうど真逆の動きです
強めのピッキングスタイルが
増えてるのもここと関係してるかも?
ちょうどネオクラとかが出てきて
ギターがテクニカルになった時期
以前までは
真空管の"おまけ"を利用して
ピッキングを弱くする
軽い運指で音が出せる
これを利用して
複雑なフレーズを弾いてたわけですが
やっぱりこの弾き方って
フレーズが単調に聞こえがちで
少し飽きやすいんですよね
(個人的な感覚ですが)
ここから原点回帰し始めたのが
最近のギターの奏法であり
そうなると真空管の"おまけ要素"を
排除するのは当たり前なのかもしれません
こんな感じで前置きが長くなりましたが
じゃあ実機のアンプは
触っておいた方がいいのか?
このテーマに戻っていくわけですけど
自分はオススメしてます
できれば自宅ではなく
スタジオで
答えは非常に単純で
Amp Simは基本的に
マイキング込みの音だから
つまりマイクの特色や
セッティング
つまりレコーディングの
ミキシング前の音なんです
(音源の音とはまた別です)
マイキングが固定されている
と言うことは
アンプのトーンが固定されている
と言うようにもとれますし
固定位置からしか
アンプの音を聞けない
部屋の反響や立ち位置によって
音の聞こえ方が変わる
アンプ本体以外の要素こみで
アンプの音になる
こういったことを体感するには
実機を触るのが一番なんです
その上で、Amp Simや昨今の音色が
どのように調整されているか
逆算するようにこのことを
知っておくのはかなり重要です
更に自宅ではなくスタジオで
一定以上の音量を出して
アンプを鳴らす経験もまた
大切ですからね
暇があれば一度いろいろと
試してみると面白いですよ!








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