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ギターのコードは必ず正確に鳴らさなければいけないわけではない



ギターには独自のルールが!



他の楽器だと違和感があるけど

ギターなら許される



みたいなことって結構あるんです!



ロック系のギターならこの特徴はなおのこと顕著



厳密に音楽理論に照らし合わせればアウトでも

逆にそのアウトさがないとギターぽくない



というのがギターの音とも言えます



で、このギター特有のルールみたいなのって



ロックギターだけではなく

普通のコードでも存在したりします



 



そのギター特有のルールが存在するコードが



Gメジャーのコード




基本的なオープンコードですね


色々とコードフォームはありますが

運指としてはこんな感じのやつ⇩




ギター弾きなら馴染み深いコードですが



実は音楽理論的には

5弦2フレットの音は不要




コードの構成音の"3rd"を担う音です



トライアドとしては一般的であり

むしろコードの構成音としては欠かせないものですが


このコードの組み方においては不要というか

ハーモニー的によろしくないとされています



 

詳しく書くと長くなってしまうのですが



ルートの音の低さが一定を超えると

3度の音は濁って聞こえてしまうというもの



で、ちょうどこのコードフォームの3rdの音が

その濁って聴こえてしまう基準に達しているので


本来ならむしろ省略した方がスッキリと聴こえる



という事情があります



しかしながら


ギター界隈では普通に使われている一般的なコードなので

むしろこの音があった方がギターの音っぽさが出てきます



逆に言えば


  • 優先して弾く必要がない

  • アンサンブルによっては省略しても良い


そういった扱いの音だったりします



 


今回はGメジャーのコードを例に出しましたが



こういったギター特有のルールは

案外隠されているもの!



ギター一人ではなく

状況に応じてそこら辺のアレンジを考えてみると


より良いアンサンブルが作れるかもです!!






きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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