認識は更新されるべき!!
ギターの音色で最も重要なのは歪み
そして、その次に何が大事か?と聞かれたら
Compressor!!
と自信を持って宣言したい今日この頃。。
(アンプは除きます)
歪みと違って音の変化がわかりにくく
ある程度時間が経たないと真価がわからない機材
私もギター初めて3年くらい経っても
必要性がわかりませんでしたw
とは言え
実を言うと知らない間に
コンプがかかった音は結構聞いてたりします
と言うよりは市販されている音源や
ライブで流されている音には
まず間違いなくcompが使用されているため
実のところcomp処理された音の方が馴染み深いんです
よくcomp使うと
「CD音源みたいな音になる!」
(CDは古いか)
なんて言われるのはこのためですね
もっと言えば音源に関しては
最終的にこのcompはかなり強烈に使用されてます
そのくらいcompは身近なものなのです
で、話をギター関連に戻して
ギターにとってcompとは
単に音量差をなくしてくれるだけでなく
音の立ち上がりを鋭くする
音の伸びをよくする
GAINを増加させる
なんて側面も持ってたりもします
なんというか
ブースター + アタック感操作
みたいな役割
そもそも歪みとcompの仕組みって
似通ったところがありまして
compで音を歪ませることは可能だし
歪みは音をやや圧縮します
そもそも歪みとは
音量が指定された上限を超えることで発生するので
compで音を無理やり圧縮
⇩
オーバーcompさせる
⇩
音が歪む
みたいな手順で音を歪ませることができます
割とロック系のミキシングで用いられる手法ですね
そんなわけで歪みと組み合わせることで
プリアンプ、クリーンブースターみたいな効果も狙えます
他にも別途compに歪みが搭載された
Tube Comp系もあったりしますので
割とcompは積極的に音作りに使用されてます
pluginで言うとこんなやつ↓
とまあ、こんな具合に
音作りにかなり関わってくるcompなのですが
そこまで重視されていない
これは長らく
「compを使うと下手になる!」
「compは下手を隠すために使う」
みたいな間違った認識が広まっていたせいかなと
実際に私がバンド活動してた時は
”comp使うやつ=下手”
みたいに言われてたので
compの共通認識はこんなんでした
そうやってcompが敬遠されることで
使い方も広まらず
compを研究する人も少なかった
そして何より
compを使わないことで
compがかかった音を聞き取る力が
養われてこなかった
と言うのが大きな原因かと!
私自身これが原因で
compが扱えなかった事実がありますし
compの音がわかるようになるまで
結構時間を要しました
そんなわけでギターをやるなら
とにかく安いやつでいいので
早めにcompの音には触れた方が良い
というお話でした!!
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