エフェクターは音質を上げるために使わないって何度も言ってるだろ!
- 霧切酢

- 10月1日
- 読了時間: 2分

良い音≠劣化してない音
タイトルでいきなり取り乱してしまい申し訳ない
何を隠そうまたもや
定期的に流れてくる
BOSSペダル下げ
例の如くまたもやXの方で
見かけたからである(FFさん経由)
と言うのは半分冗談として
そのポスト内容を拝見したところ
エフェクターの認識というか
立ち位置を誤認してるかも?
と思ったりする内容でした
具体的には
BOSSを繋ぐと劣化する、などですね
なんというかこの考え方が
エフェクターというかギターというか
アンサンブルの音作りについて
誤解しているのではないのかなと
エフェクターであれ、ライブのPAであれ
音源のミックスであれ
基本的に大体の音作りの作業って
音を劣化させることなんですよ
劣化といえば聞こえは悪いですが
アンサンブルに必要な部分を残し
余分なものを排除する
こういった行為が
アンサンブルの音を作るということ

料理で言ったら素材そのままではなく
皮を剥いたり火を通したりして
食べられるようにするって感じです
特にミックスはこの要素がかなり強く
だからこそリスナーが聞きやすい音に
仕上がるわけですね
そんでもってエフェクターとは
この調理にあたることを
簡易的にするための道具

余分なものを捨て去って
必要なものを強調するための機材
だからゲームの強化アイテムみたいに
音質を上げるためではないんです
もちろん一部そういう機材も
存在しますけどね
しかし、ギター単体の音質を上げて
バンドに必要かどうかはまた別の話
このある種音の劣化、つまり
引き算の考え方
この感覚で音作りした方が
結果的に良いことは多いんです
だからですね・・・
エフェクター使ったら音が劣化する
それは当たり前な話です
その劣化をどう扱うかが音作り
これを覚えておいて損はないですよ!!








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