
ロックギターにおいてとても重要度占めている
ギターのゲイン(歪み)の量
歪みの質もさることながら
歪みの量についても様々な意見があります!
特にハイゲインサウンドは
調整が難しいとされています
今回はそのゲインの量、質について
書いていきたいと思います!
ゲインが多い時のメリット

ロック、メタルを演奏するのなら
より派手に! ラウドな音に!
という方向に進むため
必然的にゲインの量は多めに・・・
ゲインの量が多くなると、音が派手になるだけではなく
少ない力で音が出せる
音の伸び(サスティーン)がよくなる
などといったメリットがあるため
音質以上に弾きやすさにもメリットがあります
そのため、複雑なフレーズであっても
クリーンな音よりも弾きやすくなる傾向があります
ゲインが多い時のデメリット

小さな力でも音が出せる、つまり
些細なノイズも多く拾ってしまう
という側面も持っています
意図しないノイズやミスタッチなども
音量が増幅されてしまいます
例えばPCの前で録音しているのなら
電子機器から発せられるノイズの多めに拾ってしまいます
もう一つ
ゲインをあげる=ディストーションをかけていく
ということなので
倍音が強調されていくというデメリットもあります
倍音が増幅されていくと元の音以外の音が強調されてしまい
元の音が不明瞭になっていきます
例えば、深くディストーションがかかった状態で
コードを弾いてみたりすると
メジャーの音かマイナーの音かわからない
潰れたような音になってしまいます
大きく分けてこれら2つの要素から
ゲインを上げる=ノイジーの音になる
という仕組みになっています
日本と海外のゲイン事情

ジャンルやアーティスト、時代によっても変わってきますが
日本= ゲインを抑え気味
海外= 意外とゲイン多め
という傾向があります
ミキシングの仕方による影響が大きいかと思われますが
日本では歪みすぎ=悪い
という認識が多いですが
海外だと歪が少なすぎる=パワー不足
と考えられることも少なくないようです
日本ではゲインを出来るだけ抑えて
音の芯を失わないようにする
対して海外の方では
ゲインを多めにしつつも音の芯をハッキリとさせる
というパターンが多いでしょうか
ここら辺は
編曲やミキシングの技術の差も関係しているかもしれませんね
日本でも「ゲインは抑え気味」と言いながら
実際にはゲインを多めにしている人もいますし
海外の人でもほとんど歪ませていない人もいます
思い切ってゲインの量を変えてみると
違った景色が広がっているかも!
色々試してみましょう!!😎
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