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執筆者の写真霧切酢

歴史から見るエレキギター!〜不変的な楽器とそうでない楽器の境目〜




音楽の進化=楽器の進化



楽器や機材の進化によって

多くのジャンルが生まれ、流行りました



その中でも不変的な価値を持つ楽器と

価値基準が変わってくる楽器


この2種類が存在しています



 

不変的な楽器!




要するに、ピアノなどに代表される

生楽器と呼ばれるもの!



まあ厳密に言えば

細かいところが変わってたりはするんですがね😅



特にピアノは昔ハープシコードという楽器でしたし



話を戻しまして、私が言いたいのは



生楽器は生楽器そのものの音が

ある種のセオリーとして成立している



ということです!


 




時代が進んでも、音楽のジャンルが進化しても

求められ続けられる音



もしかしたら

人が本能的に求めている音なのかもしれません



多少機材の進歩により

特殊なエフェクトをかけられることもありますが


いまだに幅広いジャンルに使用されているという点からも

その存在の大きさが分かりますね!



 

価値が変わりやすい楽器




最も顕著なのはシンセサイザー



時代の変化とともに

求められてくる音も変わってくる楽器!



昔はそこまで作れる音の幅もなかったので

オルガンの延長のような存在でした


しかし、それが機材の発展とともに

多様な音を出せるようになった結果



多くのバンドに取り入れられることとなり


ついにはシンセサイザーが圧倒的に

ポップミュージックを支配しました





特に海外では顕著ですが

かなりシビアにシンセの音の目新しさは求められています


機材の発展とともに

ほぼ無限大に新しい音を作り出せる



それゆえに常に進化を求められている楽器

と言えるでしょう!


 

丁度境目に位置する楽器




結局これかい!



てなわけですが



エレキギター(ベース)が

丁度この境目に位置する楽器です(持論)



まあ、そこそこギターやベースを触っていると

自然と世の中の立ち位置なんかも言えてくるわけです



ただ、エレキギター(ベース)の面白いところは



元々は近代的な楽器だったのに

年々不変的な楽器に属してきているところ



 



エレキギターの音というのは

ロックとともに進化してきました



厳密に言えば歪みの登場と進化!



ロックギターの音=歪み



と言って過言ではありません


歪みの進化とともに演奏できる幅も増え

ジャンルも多様化していきました



しかし、結局のところエレキギターも

シンセサイザーと音の進化を比べてみると



ある程度基礎みたいな音を基準に

マイナーチェンジしていった


という印象を受けます




悪く言えば伸び代が頭打ちになりましたが



よく言えばピアノなどに近い

セオリー的な楽器に近づいてきたということ



ロック全盛期の時のギターは花形でしたが

今は形を変えてその存在を発揮している


そう感じます



私が作曲家を続けていられるのも

ギターが演奏できる部分が結構多いですからね☺️



 

今回伝えたかったこと



ギターは古い楽器!




という認識は


「ある意味では正解だし」

「色々な意味で間違っているのではないか?」



と感じたのです


ピアノなどの楽器と同類になりつつあるけれど

比較的新しい楽器である



このことが独特のイメージに繋がってる気がしますね!



という独り言でした〜👀





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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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