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ギターのスケール練習で気をつけておきたい事



ギタリストにとっての壁



正確に「ドレミファソラシド」を弾く



鍵盤だと白鍵を順に押さえていけばOKですが


ギターだとこれがかなり面倒



というか、大半のギタリストは


スケールとかぶっ飛ばして

取り敢えず好きな曲を弾き始めるため


音楽の基礎的なことがわかっていないまま

時間が経ってしまうなんてこともザラ



コードはある程度練習すれば弾けるようになりますが

スケールは案外手こずります



今回はそんなスケール練習の

ちょっとしたヒントを書いてみたいと思います!



 



ペンタばっか弾いていてはダメ



ギタリストと言えば


ペンタトニックスケール



ギターの構造上、ペンタトニックって

他の楽器よりもとにかく弾きやすいんです



譜面を見て演奏は出来ないけど

ブルースとかのセッションはめっちゃ得意



とか


ちゃんとした音楽理論を知っていないくても

「ペンタ一発でなんとかしちゃう」


みたいな人も昔は結構いました

流石に最近は減りましたけどね😅



ペンタトニックって使い方によっては


特殊なスケールを覚えていなくても

それっぽい音を奏でることもできたりします


そのこと自体は悪くはないのですが・・・



 

ペンタばっかり弾いていると良くない理由は

大きく分けて


  1. 知識的な理由

  2. 身体的な理由



この2つが考えられます



1つ目の”知識的な理由”は

何となく察しが付くかとは思いますが



何でもかんでもペンタで押し通す人は

結構自分が何やってるか分かってない人がいます



詳しく書いていくと複雑な話になるのですが


どういったコード進行、曲の流れで

どう音を使えば狙った雰囲気が出せるのか



ここ等辺は割と曖昧だったりしてしまうと

細かい応用などが出来なくなってしまうこともあります



ペンタを上手く活用してあげることでそういった

音楽理論的なことがあまりわかっていなくても


ある程度までは対応可能ですが

あくまである程度止まりである



ということですね


 

2つ目は”身体的な理由”



ペンタトニックって

ギタリストにとっては無理なく弾くことができるスケール


そのため


結構間違ったフォームや

テキトーな弾き方でも弾けてしまう



これが良くも悪くも

ギターの上達に影響してしまいます


ブルースやブルース派生のロックばっか弾いてる人が


メタルやモダンな楽曲が全然弾けないのは

これが原因であることが多いです




より複雑で難しいフレーズを弾くには


相応に正しいフォームや効率のよい動き

体得していなければ演奏は出来ません



こういった能力を高めていくには

ペンタを弾いているだけでは身につきません



 


自分の体との対話



ペンタを弾いているだけでは

応用的な技術は身につかない



それならば

「まずはメジャースケールをやってみるか!」


と、基礎的なスケールの練習をしていくことになりますが・・・



常に自分の体が

どのような動きをしているか観察する



これを常に意識してもらいたい!



例えば運指をする時には

手のどこの部分に力が偏っているのか


ピッキングする時にどういった角度で

どこに力を入れているのか


ギターの構え方はどうか



などなど


より細かく意識して

より細かく自分をコントロール出来るかで


上達具合は変わってきます



闇雲にスケールを弾いているだけでは

本当の意味での練習になりません


自分の良くない癖を見つけ出して

色んな場面でその癖が出ないようにしてみる


こういったことを意識するだけで

上達速度は変わってきますよ!



 

以上!ギターのスケール練習をする上での

私が気付いた注意事項でした!


勿論、ひとそれぞれ目指す場所は違うので

自分がやりたい事ができれば十分


という方もいらっしゃるとは思います


しかし・・・



出来ることが多い方がギターは楽しい



私は考えているので

是非参考までに記事を読んでいただけたら幸いです


それでは今回はこの辺でー!!




きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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