リードパートを演奏する際に求められる技術
ビブラート!
上手く扱うことが出来れば
よりフレーズに表情をつけることができます
最初のうちは
どうやってビブラートをかけていけばいいのか
どのくらい音を揺らせばいいのか
こういったことで躓きやすいです
そこで!
ビブラートを使う際のちょっとしたコツを
今回はご紹介したいと思います!
①ビブラートの掛け方はジャンルで使い分ける
まずは自分がどんなジャンルをプレイするのかで
ビブラートの掛け方を決めてみましょう!
例えば
ブルース
ヘヴィメタル
民族音楽系の楽曲
ビブラートは大胆に
静かな曲
ハーモニーが複雑な曲
ハモリパートが多い曲
ビブラートは控えめに
といった具合に使い分けてみると
よりそのジャンルに適したフレーズになってくれます
勿論、あえてセオリーの真逆の使い方をして
面白いニュアンスを出すのも有効です👍
特にブルースのビブラートは
チョーキングとセットで行われることが多いので要注意!
②クドくならない使い方を覚えておく!
ビブラートは音程を揺らしているため
あまりにも使いすぎるとクドく感じてしまいます
そのため、基本的には
サスティーンを稼ぐために使う
という掛け方がおすすめ!
ビブラートをかける際、弦を揺らす動作をしますが
このことによって多少サスティーンを稼ぐことができます!
ロングトーンで音の伸ばすフレーズなんかでは
特に有効的ですね
パッと聴いた感じでは
ビブラートがかかっているかわからないくらいでOK!
こうすることで、ここぞという時のビブラートとの
差をつけてダイナミックに聴かせることもできます😉
③音の揺らすスピードはBPMに合わせる
これも重要な要素!
たまにテキトーなリズムで音を揺らしている人もいますが
テキトーなリズムで音を揺らすと
他の楽器との兼ね合いが悪くなることがあります
ゆったりとしたニュアンスをつけるなら 8分音符
細かいビブラートをつけるなら 16分音符
みたいな具合で使い分けてみましょう!
勿論元々のBPMの速さを考慮して微調整は必要です
音符としてビブラートを捉えることで
感情の付け方に幅が出てきますよ!
④ビブラートも裏拍を意識する
ビブラートが”こぶし”になっている
実はこれ、めっちゃ多いです
日本人ならではの傾向かもしれません...
リズムの刻み方が”盆踊り”になりがちなのと同様に
ビブラートの掛け方が日本人的にいます
ちなみに統計として
洋楽的なリズムで演奏できない人は
大抵はこの”こぶし”ビブラートになっています
ビブラートも洋楽的なアプローチ
しっかり裏拍を意識しましょう!
イメージとしては
EDMでよく見かける
”サイドチェイン”がかかったフレーズ
これに近いタイミングで音を揺らしてあげると
割とそれっぽくなってきます
勿論、楽曲が邦楽にありがちな”盆踊り”のリズムを使っているなら
ビブラートもそれに合わせてもOKです!
とりあえずこれらを意識してみると
ビブラートがより楽曲に馴染んでくれるはず!
ビブラートも歴としたフレーズなので
しっかりと音程・リズムに注意しましょー!😉👍
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