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インボイス制度について思うこと






遂に実施まで1か月を切った


インボイス制度!



消費税の納税が免除されていた

個人事業主への実質的な増税となります



一部の小規模な個人事業主にとっては

"累進課税を無くして一番高い税率に合わせる"


みたいな感覚なので反発も大きいです



もっとも反対意見が通ったところで

別の形で回収されるのがオチでしょうけど



消費税については


  • 益税であるかどうか

  • 預り金であるかどうか

  • 間接税か直接税か



多様な意見が交わされていますが


これらを話題に出すと色々と面倒なので

今回は割愛させていただきます(笑



大事なのは結局のところ回り回って


国民全体に負担が増えることに

変わりないということです



インボイス制度もサラリーマン増税も

巡り巡って全体に波及しますからね



 


1つの企業や業種が潰れると


そこに資材や物資を納品していた仕事も無くなるので



  • 資材、物資を作る産業

  • 物資を運ぶ輸送業者

  • その他取引をしている業種


こういった人たちの仕事も減るので

必然的に多方面の収益が下がってしまいます


これに加えて廃業した人の消費も減るので

経済的には中々ダメージは大きいです


芋づる式に影響が出るといったところでしょうか!


単純な雇用の流動性と同一視するのは

少々危ないかもしれませんね




まだ確かなことは言えませんが


価格やサービスの質といった形で

消費者に影響が出る可能性が高いです





同様にサラリーマン増税も



結局のところサラリーマンの収入が減るので

それに合わせて消費が減る


つまり他の業種の収益が減るので

結局みんなが大変になると予想されます


(消費=収益)



まあ、今の不況は


日本の行き過ぎたサービス

それに慣れ過ぎてしまった消費者


過剰な顧客からの要求に応えるべきという

無意識の風潮も大きいとは思います


 

で、難しい経済の事とか

私もハッキリとしたことは言えないのですが。。



国民同士で擦り付け合いと言うか

いがみ合いみたいな事が起きてるのが問題



と個人的には考えています



そもそもの話


日本のサービスの質

信頼度の高さは世界でもトップクラス


しかもビックリするぐらいの低価格



これはもっと世界に誇るべきことですし


価格に見合わないサービスの為に

犠牲になっていることに目を向けるべきです



にも関わらず


日本では日本で働く人への

リスペクトが圧倒的に低い気がします




例えば、コロナ禍の際も

医療従事者への称賛の声は多かったですが



巣ごもり需要のため、より過酷になった配送業

その他通常営業している業種への称賛は少なかったように思います



何と言いますか「それが当たり前」みたいな




そんな頑張っている人が多い国なのに

労働者への敬意が薄い



他の国と比べても日本そのものに

誇りを持っていないと言いますか



そういった元々あった他者への厳しさ


不況に合わせて

他人への不寛容さも増しているように感じます



政治や制度を変えることは難しいですが

一人ひとりの意識は変えられます


いま日本に必要なのは

他者へのリスペクトかもしれませんね!


きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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