さてさて、今回は
Kemperの使い方・音作りの仕方についての記事・・・
まずはコチラのデモ音源をご試聴ください!!
実はこれ
Kemperを購入して手に入る
無料Rigのみで作ったDjent系サウンド!
実機のアンプだと必要な機材の面などで
少々作るのが難しいですが
Kemperだとお手軽・コンパクト!
今回はこのDjent系サウンドの作り方を
解説していきたいと思います
Kemperを持っている方なら誰でも出来ますので
是非試してみて下さい!
①まずはRigを用意!
ミッド強めのハイゲインなら大抵は行けますが
今回は
「6505 DJENT #05」
というRigデータを使用します
Rigマネージャーで検索すると出てきますので
まずはこれをインストール!
この状態でも結構それっぽい音がしますが
Djent特有のアタック感
中音域のジャリッとした質感
細切れなような音
こういった要素がないですね
これを調整して
もっとカッコよくしていきましょう!
"AMPLIFER"機能を調整!
前回の記事では紹介しませんでしたが
Kemperの"AMPLIFER"機能を調整することで
アタック感を調整ができます
いっぱい項目がありますが
下の段にある
Definition
Pick
Compressor
Clarity
これら4つがアタック感に関する項目になります
Definition = 音の硬さ
Pick = アタック感
Compressor = 音の圧縮具合
Clarity = 歪みの明瞭さ
それぞれこのような効果を得ることが出来ます
残りの項目は歪みの質感をコントロールする物なので
よりエグイ歪を出したい時に調整してみるといいです!
で、今回はこんな感じに調整してみました
"Definition"項目は元からMAXだったのでそのまま
その他の項目は分かりやすく全体的に多めにしています
ついでに歪みの質をエグくしたかったので
"Power Sagging"と"Tube Shape"を多めに上げてます
特に"Pick"の項目は少し上げただけで効果がかなりでてくるので
気を付けながら調整してみましょう!
"Power Sagging"と"Tube Shape"は上げた状態で
順番に
Pick ⇒ Compressor ⇒ Clarity
と、区切りごとにパラメータを上げて録音してみました
徐々にキレのある音に変わってきましたね!
②Green Screamを調整する
このRigデータに付属されているエフェクト
"Green Scream"を調整!
モデルはIBANEZの"Tube Screamer"だと思われます
コイツを上手く使ってやることで
Djent特有の”ギャリッ”としたミッドを強調出来ます
初期設定ではこんな具合!
割と控えめな設定になっています
これを思い切ってきつめにかけていきます・・・
"Tone" "Volume"はMAX
肝は"Drive"を上げすぎないこと!
今回はゼロにしましたが微量なら上げてもOKです!
ミッドの"ギャリッ”としたアタック感が出てきました!
かなりDjentっぽい音になってきましたね
③ノイズゲートで仕上げ!
"Green Scream"を使用したことによって
余分なサスティーン、ノイズが生まれてしまったので
ノイズゲートを使って
余分なノイズ、余韻をカット!
エフェクトをインサートしてもOKですが
今回は”INPUT"に備え付けられているノイズゲートを使います
ノイズゲートはガッツリかけてOK
思い切ってMAX近くまで上げてもいけたりします
これで完成!
一番最初のデモ演奏と同じ設定になりました♪
今回はある程度ギターの元々のニュアンスも残してみましたが
各パラメーターをもっと思い切って強めに設定してみても
面白いと思います!
EQを設定してみるのも有効です!
より機械的な音が欲しい方はお試しあれ~😉✨
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